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特務戦艦ホーリーピーコック2

[405]  宵待夜霧  2007-04-14投稿
…目を開ける。
暫くボンヤリとしていたが、今のが夢であると気付き、苦笑する。

(任務中に居眠りなんて、初めてだな…)

なんとなく手を見る。
まだ夢の中で感じた温もりが、残っている気がしたのだ。
そんな自分にもう一度苦笑しつつ、機体とレーダーのデータをチェックする。

(機体…異常なし。コースも予定どうり。周辺に異常もなし、まったくいつもどーり。)

溜め息がこぼれる。

(まったく、どうせなにも起こらないのに…。毎日毎日同じコースをグルグルと…。そりゃ、居眠りぐらいしちゃうよなぁ…。)

あくびをしてからシート脇のポケットから鏡を取り出す。

(うぁ、ヨダレのあとが…。)

映るのは、短めにカットした黒髪、東洋系特有の肌の色を持つ少年だ。
わりと整った顔立ちだが、まだ「精悍」より「小生意気」といった感が強い。
17歳という年齢相応であろうが…。

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