あたしは?
そんなこんなで高校入って初めての夏。夏っていっても6月の初夏。あたしもなんとか友達ができ、それなりに楽しく高校生活を送っていた。
放課後。あたしは手帳を教室に忘れたから取りにかえった。
ガラガラ…あたしはドアを開けた。
教室には一人、木之本君がいた。多分、補習。
「おぉっ!」
「…えっ、あぁ…」
木之本君と目があい、彼は少し驚いた後、あたしにおぉと言った。
あたしは木之本君とそんなに話したことないから微妙に返事した。(してしまった。)
「何?忘れ物?」
「ん…うん。手帳…」
「手帳かぁ。俺も持とうかな。くまさんのかぁわいぃやつ〜なぁんてね(笑)手帳なんか持ったことねぇ」
木之本君が何か言ってるから何か返事しなきゃ…いけないよね…
「…でも、男の人が手帳持ってると、なんか、かっこいい…かな」
「うそ…マジ!?かっこいい!?」
「うぇ…うん。」
我ながら変な言葉を発してしまった…恥ずかしい。
「そこまで島田が言うなら手帳もっちゃお〜。そしたら島田、俺がかっこいいもんだから惚れちゃったりして〜」
すぐ、冗談だって思った。
冗談で言ったんだって深く考えないようにした
でも木之本君の顔は、全く笑っていなかった。
放課後。あたしは手帳を教室に忘れたから取りにかえった。
ガラガラ…あたしはドアを開けた。
教室には一人、木之本君がいた。多分、補習。
「おぉっ!」
「…えっ、あぁ…」
木之本君と目があい、彼は少し驚いた後、あたしにおぉと言った。
あたしは木之本君とそんなに話したことないから微妙に返事した。(してしまった。)
「何?忘れ物?」
「ん…うん。手帳…」
「手帳かぁ。俺も持とうかな。くまさんのかぁわいぃやつ〜なぁんてね(笑)手帳なんか持ったことねぇ」
木之本君が何か言ってるから何か返事しなきゃ…いけないよね…
「…でも、男の人が手帳持ってると、なんか、かっこいい…かな」
「うそ…マジ!?かっこいい!?」
「うぇ…うん。」
我ながら変な言葉を発してしまった…恥ずかしい。
「そこまで島田が言うなら手帳もっちゃお〜。そしたら島田、俺がかっこいいもんだから惚れちゃったりして〜」
すぐ、冗談だって思った。
冗談で言ったんだって深く考えないようにした
でも木之本君の顔は、全く笑っていなかった。
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