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ディフェンド ”強風の正体” ?

[384]  2006-02-06投稿
 「なっ・・・?!!何これっ?」
 後ろからものすごい風が吹いてきた。
 「・・・っ・・・・・」
 怜、右膝を地面につき、右腕も地面につける。すると、怜の腕から電気が走り、地面にいきわたり、大量の電気の壁が怜の前に立った。強風は、電気の壁に当たり、横を抜けていく。
 「・・・!!」
 すると、電気の壁に何かが”ドン”とぶつかる音がしたのだ。
その音がすると、強風が消え、電気の壁も消えた。
 「・・・なんだったんだろ?・・・」
 「な〜んだよ。いい考えだとおもったのによー」
 「?」
 反対側の道から啓吾の声が聞こえる。こちらに向かっているようだ。
 「どぉだ?今の」
 啓吾が笑いながら言う。
 「”どぉだ?”って言われても、すごい風が・・・―――」
 「馬っ鹿だな〜っ!一応あれ遠距離からの攻撃だゼ?」
 「遠距離・・・?・・・・・あ」
 「分かったか?つまり、相手より遠いところから攻撃するとき、遠くからでもおもいっきり殴れば(?)ものすごい風と、殴った分の威力が相手に伝わるって事」
 「へ〜・・・啓吾も考えたね」
 怜、馬鹿にしたような言い方をする。
 「う、うっせぇな〜!!」
 「お〜い!2人とも〜。飯だぞー」
 龍華が大声で言う。
 「もぉ、そんな時間か・・・」
 怜空を見上げる。
 「おい!いくぞ」
 「あ・・・うん」
 怜と啓吾、走って龍華のところへ向かう。

 龍華が言っていたが、今日の夜、ミッション開始らしい。
  俺は、ミッションなんて甘く見ていた・・・・。

 けど、実際は厳しくて・・・・――――。



  +おまけ+
 「あ〜っ・・・久しぶりのまともな飯だ〜っ!!!!」
 と、言ってスープを飲もうとスプーンを持つ啓吾。
 「痛っ・・・・・」
 一瞬だが、啓吾の手に電気が走った。
 「あ〜っ・・・なんだよ??静電気か??」
 「フフフッ・・・・さっきのお返し・・・・(小声)」















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