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時の恋5

[235]  プリン  2007-04-15投稿
「もうすぐだぞ。」
男が言った。
ひでこはほっとした。もう少しで家に帰れる。そしたら、ちょっと寝よう。
だんだん明かりにちかづくにつれ、ひでこは言葉を失った。
「ついたぞ。」
「え?」
「町だ。お前はどこに行くんだ?」
そこはひでこの知ってる町ではなかった。
道は砂利道。コンクリートで舗装された路は?
建物もない。木造の平家が立ち並んでいる。マンションは?
「あの、ここは?」
「楠木町だ。お前の行きたかったのはこのまちじゃないのか?」
楠木町。確かに名前は合っている。しかもあの山との位置関係からもおかしくない。
ひでこがだまっていると、男が言った。
「お前泊まるとこがないのか。それなら、こいつんとこ泊まるといい。」
「そうだそうだ。俺んとこ泊まってきな。お前みたいなやつもたくさんいるでな。」
どうしたらよいか分からず、ひでこはとりあえず、泊めてもらうことにした。

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