携帯小説!(PC版)

夢の果て?

[196]  京香  2007-04-16投稿
河野と一夜をともにして二日がたっていた。電話番号を交換していたが河野からの連絡はない。愛美は待ちきれず受話器をとった。
人肌の温もりが恋しかった河野に会いたかった。
電話ごしの河野はなんとなくそっけなかったが、明日デートをすることを約束してくれた。
恋愛経験も少なくセックスも初体験の愛美は浅はかで、一度体を合わせれば付き合えるものだと思っていた。
翌日、昼過ぎに待ち合わせ、ドライブをして夕食をとりホテルに行き家まで送ってくれた。けれど別れ際に河野の口から出たのは、「これきりにしよう。楽しかったよ」このことばと愛美を残して車は走りだした。
家に戻り愛美はわけがわからず、どうして?という思いだけが繰り返した。
それから愛美は何度となく合コンや飲み会へ行き同じことを繰り返していた。自分で自分を安売りしていることにこの時は気付きもしないで。相手の求める通りにしているのに、なぜ相手が手に入らないのか?わからないままあせりと淋しさだけが心につのっていた。

感想

感想はありません。

「 京香 」の携帯小説

ノンジャンルの新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス