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あなたがくれたもの…第一話

[467]  まぃちぃ  2007-04-16投稿
あなたが居たから強くなれた。あなたが居たから笑えるようになった。あなたは私に教えてくれた。生きる喜びを楽しさを…

あれはそぅ中学一年の夏。デブでいじめられっ子な私は食べる事で傷を埋め太る一方だった…
周りからは「デブ、豚」そう言われる毎日。友達一人いませんでしたいつからだろぅ…そのイジメがエスカレートしていったのは。。

「バカじゃん!あいつ!また引っ掛かってやんの」 「はははっ」
「てかあの豚死んじゃった方がいいんじゃないの!」
そう聞こえてくる会話。溢れた涙。噛み締めた唇…
親にも先生にも言っては行けない言ったら何されるのか分からない。辛い辛い辛い…なんで生まれてきたのだろう。なんで人気者のように笑えないのだろう…
そう思った時には教室を飛び出していた。
歩きで軽く一時間かかる場所に海がある。泣き泣き涙を吹きながら優しい風に包まれて色んな事を思い出しながらその一時間の道のりを歩いたのかもしれない…
実際は生きている事態が苦痛だったのかもしれない…
着いた先に待っていたのは高い波と冷たい水。靴を脱ぎ浜辺を一歩一歩、歩き、深呼吸をしてその海へ…自殺しょうとした。もう何もかも捨てたら楽じゃないかと…
‐その時だった‐
「へぇ〜お前可愛いなぁ!てかバカだょ!バカぁ!」
って言って近づいてくる男のサーファー私はとっさに「はぁ?」っと返した。なぜだかしらないけど二人顔合わせて笑った。彼は命の恩人。名前は…覚えてるからこそ心にしまってある。けして忘れはしないょ。あなたが居てくれたあの一夏の思い出達。

しばしたって-二人は浜辺でタオルにくるまりながら話した。夢中になりながら時間が経つのも忘れるくらいに…笑ってた。彼は言った。「お前ほんま太ってるかもしれんけどやってる事笑ってる時可愛いよ!!人間不信かもしれないけど優しい心と眩しいくらいの元気さをもっとるやないかぁ!!何かあるならいつでもここへこいっ。俺はお前の見方だし側にいてやる」 頬を伝わって流れてく大粒の涙。返す言葉すら見つからない。嬉しくて嬉しくて。。優しくて強くて抱き締められた腕の中で泣いてた泣きすぎて目が腫れるくらい泣いてた。
そうやって二人の物語は始まった。

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