携帯小説!(PC版)

トップページ >> 恋愛 >> 永遠の絆?〜独り〜

永遠の絆?〜独り〜

[2268]  大ちゃん  2007-04-17投稿
T子はポニーテールの似合う娘でした

僕は毎日ドキドキしながらT子と一緒にいました

過去を振り返ってみて異姓を初めて感じさせてくれたのも、このT子でした

そのT子と順調に過ごしていたある日、学年中を震撼させる事件がおきたのです

同級生の万引き事件が元で、集団万引きと一週間ごっこが学校問題になってしまったのです

万引き事件はさておき、一週間ごっこは大問題に

50人前後の親が順番に呼び出され、T子の親も当然学校に来ていました

次の日、T子は僕に「お母さんにKと別れなさい」と言われた、と泣きながら言ってきました

今思えば大切な可愛い娘が、よりによって不良の僕と付き合ってるんですから、親御さんと学校側も、穏やかではなかったと思います

しかし、僕達は別れませんでした

なるべく人目に付かないように裏道を歩いたり、学校でも先生に見られないようコソコソしてたと思います


夏休みが終り、少し経って陸上記録会の練習が始まった頃、二人の仲に終わりが来たのです

Y子いう娘が僕に「私、Kのこと好きなんだ」 「T子と別れて私と付き合って」と言ってきたのです

結果から言えば、僕はT子を裏切りY子と付き合うことにしたのです

T子は泣いていたと思います

いや、泣いていました

見るに見兼ねて、大阪から転校してきたばかりのA美が僕のところに「T子が可哀相じゃない」 「ふざけんじゃないわよ」と言いに来たくらいですから

そんな僕も一週間でY子と別れてしまい、結局、独りになってしまったのは、言うまでもありません


その後の僕は、同級生の中のツッパリから、H中学のツッパリへと確実におちこぼれていき、遊ぶ相手も先輩しかいませんでした

その頃です、シンナーを覚えたのは

朝学校に行く時から、夜家に帰る寸前まで、僕はシンナーの魔力に溺れていきました

毎日毎日単車を乗り回し、シンナーでラリっちゃ喧嘩をし、あっという間に中学卒業


良かったのか悪かったのか、楽しかったのか楽しく無かったのかは、今でも解りません

感想

感想はありません。

「 大ちゃん 」の携帯小説

恋愛の新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス