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永遠の絆〜裏切り〜

[2121]  大ちゃん  2007-04-19投稿
セーラー服も可愛いかったけど、僕は赤いダウンを着たT子が気に入ってました

毎日赤いダウンのT子を、住まいまで送っては、単車に乗って帰る

しかし、そんな細やかな日も永くは続きませんでした

またもや、T子の親にバレたのです

T子は直ぐに、バイトを辞めさせられました

ゆいつ会うとしたら、学校から帰ってきてからの少しの時間だけ

僕も毎日集会で、朝帰りなので、眠い眼を擦りながら会いに行ってました

ある日、T子が、「シンナー身体に悪いからやめて」と、いきなり言ってきた時は、「やってね〜よ」と言って、言い訳してましたが、何時も別れ際にキスをしてるのですから、T子にはバレてたと思います

でも、仲は良かったですね

喧嘩をした覚えもありませんし、何より地元の後輩達に、よく冷やかされたものです


日に日に、T子のことが大好きになってく一方、暴走族の魅力にもズルズルのめり込んでいきました

その頃の僕は、地元[〜支部]だけではなく、チームのリーダー格にまでなっていました

そんな楽しい日を過ごしていたある日、中学の時の同級生がよく溜ってる喫茶店に、「話があるから、連れてって」と、T子が誘ってきたのです

店に入り、二階に上ると、やはり何人かが

僕達は窓側に向き合って座りました

少し経って、T子の口から出てきた言葉は「シンナーと暴走族を辞めて、アルバイトでも良いから仕事してくれない?」 「お金稼いで一緒に住もうよ」

こんな内容だったと思います

大好きなT子に、ここまで言われた僕は「わかったよ」 「シンナーも族も辞めて、仕事するよ」と言ったのを、僕は今でも覚えています


しかし、どういう事か、僕の心はT子を選ばず、暴走族を選んだのです

僕はT子の前から去りました

本心を言えば、約束を守る自信が無かったので、T子に会えなかたんです

今だから言えます

◎T子、これが嘘など無い、本当の理由だよ

今になってしまったけど、心から謝ります

ご?め?ん?な?さ?い

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