特務戦艦ホーリーピーコック10
……それから2時間後。
ようやく巡回任務を終え、ステーションへと戻る。
ステーションは全長1?、100m四方の箱を10個縦に重ねて、2つのリングに通した形をしている。
その一番端にある格納庫ブロックへ入る。
エアロックを抜け、格納庫へ入ると数人の整備士達が集まってくる。
機体を停め、格納モードのスイッチを入れると両方の主翼が根本から上へ折れ曲がりはじめる。
それを確認してからコックピットのキャノピーを開けた。
「お疲れさん。
なにもなかったか?」
「なんにも。
世は事も無しってやつ。」
若い整備士と軽口を叩きながら機体を降りると、向こうから一人、やたらとゴツイ体格の男が近付いて来る。
「よう! 坊主、ご苦労だったな!」
体同様声もデカイ。
「あっ おやっさん、お疲れ様です。」
《おやっさん》こと、ダヌー=ヨンナムは、このステーションの整備主任だ。
2mを越える長身とボディービルダーのような筋肉。そして黒々とした髭面が印象的だ。
何事も豪快で荒っぽいが、整備の腕は確かで、また、面倒見がよく多くの隊員達に慕われている。
「コイツの調子はどうだった?」
ようやく巡回任務を終え、ステーションへと戻る。
ステーションは全長1?、100m四方の箱を10個縦に重ねて、2つのリングに通した形をしている。
その一番端にある格納庫ブロックへ入る。
エアロックを抜け、格納庫へ入ると数人の整備士達が集まってくる。
機体を停め、格納モードのスイッチを入れると両方の主翼が根本から上へ折れ曲がりはじめる。
それを確認してからコックピットのキャノピーを開けた。
「お疲れさん。
なにもなかったか?」
「なんにも。
世は事も無しってやつ。」
若い整備士と軽口を叩きながら機体を降りると、向こうから一人、やたらとゴツイ体格の男が近付いて来る。
「よう! 坊主、ご苦労だったな!」
体同様声もデカイ。
「あっ おやっさん、お疲れ様です。」
《おやっさん》こと、ダヌー=ヨンナムは、このステーションの整備主任だ。
2mを越える長身とボディービルダーのような筋肉。そして黒々とした髭面が印象的だ。
何事も豪快で荒っぽいが、整備の腕は確かで、また、面倒見がよく多くの隊員達に慕われている。
「コイツの調子はどうだった?」
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