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永遠の絆?〜現実〜

[1935]  大ちゃん  2007-04-20投稿
ある日、族の仲間と溜っていると、外出禁止のはずのT子が、同級生と一緒に歩いているではありませんか

この時僕は、本当にT子との仲が、終ってしまった事を、痛感しました

後で聞いた話では、T子は僕とY子が付き合ってると思っていたらしいです

確かに、僕はY子と付き合っていましたが、T子と同級生を見てからの話です


その後の僕はY子とも別れ、19才で暴走族を辞め、某暴力組織に加入し、生きていくことに

嫁をもらい、二人の娘にも恵まれましたが、ある事が原因で、刑務所にいくことになってしまいました

刑務所の中での僕は、一回だけ懲罰を受けた事がありますが、この懲罰以降は、穏やかに過ごせたんです

毎日、過去を思い出し、考えて時間をつぶして・・・

T子を思い出した時、過去の事が、昨日のように頭を巡りました

出所したら、会って「謝りてぇ〜な〜」

そんな事ばかり考えていたら、四年半弱の刑期もあっという間に満期に至りました

入所中はいろんな事に対して、後悔と反省の日々でしたが、生来自分勝手な性格ですから、出所してからは・・・

そんなある夏の暑い日、兄貴分と先輩に呼ばれ、一緒に呑む事になり、街へでていきました

僕が着いた時、すでに二人はご機嫌に出来上っており、一時間もしないうちに「帰るぞ!」と言って、席を立ちはじめました

先輩を家に送り、兄貴が「悪かったな〜」 「どっかで一杯呑んで帰れよ」と言って、僕のポケットにお金をねじ込んで、兄貴は帰っていきました

残された僕は、タクシーに乗り、同級生のIが経営しているハワイアンバーに向かいました

店に入って行くと、Iが笑顔で迎えてくれました

ありきたりの挨拶を終え席に着くと、Iが「この前T子が来た時、Kに会いたがってたよ」と、言ってきました

T子と連絡取れるのか聞いてみると、Iは携帯を取り出し電話しだしました

「仕事中みたいで出ないや」

僕はガックリしながら、出されたカクテルを飲み干しました

「このまま会えないのかな〜」

落胆している僕を見て、Iが「かかってくるから待ってなよ」

優しく励ましてくれました

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