消えない過去30。ホストNo.1
こいつもヘルプなのかな?と見ていたら、向こうもこいつらは何者だっていう感じの目付きで見ていた。
ちょうどダンスからアリスが戻ってきた。
アリスの顔がぱっと華やいだ。
それを見て指名しているホストだとわかった。
乾杯をして、たわいもない話をしていたとき、突然アリスが言った。
「この二人がホストになりたいっていうからグループに入れてあげてよ」と。
いきなり何を言い出すのかとあせった。
確かに前にホストはやってみたいなとは言ったことはある。
いきなりこんなことを言われて俺は、一樹とお互いに指をさし、お前が頼んだのかっていうジェスチャーをした。
二人とも首を振りその後のホストの言葉に耳を傾けた。。
「ムリムリ、そんな甘い世界じゃないからやめとけ。」ときつい口調で答えた。
アリスは「そんなことを言わないでよ」と、頼んでいた。
その後、彼はすぐに席を立ってどこかへ行ってしまった。
他にも5,6人の客がきていて、いつも席に10分も座ってないですぐ次の席にいってしまうと、アリスは愚痴をこぼしている。
ヘルプのホストがこっそり、「その気があるなら連絡をくれないか」と、名刺をくれた。
そのホストいわく、このグループは5人のホストできりもみしているのだが、ナンバー1のお客が毎日10組くらいくるので対応できなくて、ホストがたりないのが実情らしい。
グループのホストはみんなベスト10に入っているので猫の手も借りたいくらいなのだ。
かといって別のグループにヘルプで席についてもらうには危険があるらしい。
俺には、何の危険なのかはその時は、よくわからなかった。
アリスも自分自身一人で席にいることがよくあるので、ヘルプが足りないのを身にしみてわかっていた。
少しでもダーリンの助けになるようにと、俺達に白羽の矢が向いたのだろう。
それで今日、俺達に店の雰囲気を見せに連れてきたのだ。
実際は見せるというより、ホストをやらせようとしたのだが。
帰り道、どうするのか一樹と話しながらも、俺の心の中は決まっていた。
そしてこれからホストの世界に入っていくことになる。
ちょうどダンスからアリスが戻ってきた。
アリスの顔がぱっと華やいだ。
それを見て指名しているホストだとわかった。
乾杯をして、たわいもない話をしていたとき、突然アリスが言った。
「この二人がホストになりたいっていうからグループに入れてあげてよ」と。
いきなり何を言い出すのかとあせった。
確かに前にホストはやってみたいなとは言ったことはある。
いきなりこんなことを言われて俺は、一樹とお互いに指をさし、お前が頼んだのかっていうジェスチャーをした。
二人とも首を振りその後のホストの言葉に耳を傾けた。。
「ムリムリ、そんな甘い世界じゃないからやめとけ。」ときつい口調で答えた。
アリスは「そんなことを言わないでよ」と、頼んでいた。
その後、彼はすぐに席を立ってどこかへ行ってしまった。
他にも5,6人の客がきていて、いつも席に10分も座ってないですぐ次の席にいってしまうと、アリスは愚痴をこぼしている。
ヘルプのホストがこっそり、「その気があるなら連絡をくれないか」と、名刺をくれた。
そのホストいわく、このグループは5人のホストできりもみしているのだが、ナンバー1のお客が毎日10組くらいくるので対応できなくて、ホストがたりないのが実情らしい。
グループのホストはみんなベスト10に入っているので猫の手も借りたいくらいなのだ。
かといって別のグループにヘルプで席についてもらうには危険があるらしい。
俺には、何の危険なのかはその時は、よくわからなかった。
アリスも自分自身一人で席にいることがよくあるので、ヘルプが足りないのを身にしみてわかっていた。
少しでもダーリンの助けになるようにと、俺達に白羽の矢が向いたのだろう。
それで今日、俺達に店の雰囲気を見せに連れてきたのだ。
実際は見せるというより、ホストをやらせようとしたのだが。
帰り道、どうするのか一樹と話しながらも、俺の心の中は決まっていた。
そしてこれからホストの世界に入っていくことになる。
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