FirstLove(1)
2006年 12月
この季節に なると いつでも 思い出す、 長い人生の途上で 誰もが 一度は 必ず経験するで あろう 初恋と言う 名の道に 俺は今も 思い出の時間に 1人 さまよい 続けている、 どれだけ 歩いても出口が 見つからない まま 10年の 月日が過ぎた 今も この場所で ずっと 立ち止まったまま 動けない
君と過ごした日々は 毎日が魔法に 掛かったように幸せで 君さえ側に居れば 他には 何もいらないと 思っていたんだ、 若く何も知らない 俺に 君は色々な事を 教えてくれた
愛する事の意味… 別れる事の寂しさ… そして 生きると言う 答えを …
今 俺が生きている 25年間より そんな君と 過ごした 一年半と 言う 短い時間の方が 俺は きっと …
時は逆上り 1997年 6月 梅雨
今年3月に 地元私立中学を 卒業し 友達の ほとんどは高校への進学を選んだ ものの 俺は実家が 理容室を経営している事も あり 地元に ある 美容専門学校と言う 将来 理・美容師を目指す者が 技術や勉強を 習う 専門学校へと 晴れて入学した
生徒数は200人 程度で そんなに多くは ない、年齢も様々で ほとんどは高校を卒業した 18歳の 人達が多い中 俺みたいに 中学を卒業し 入学した者は 俺を合わせても片手で 数える程しか いない
入学当初は 3つしか歳は 変わらないが 考え方や 性格が大人の 教室の 仲間達に 戸惑い気味だったが みんな俺が 年下にも関わらす 面倒見が良く 馴染むのに そんなに時間は かからず 今では敬語も 使わず 同じ歳の 友達のように 毎日 楽しく 学校生活を送っている、そんな学校が俺は 大好きだ…
学校生活にも 慣れ 早2ヶ月が経った 6月の ある日の出来事が 今から俺に起こる 貴重な 初恋になろうとは その時の俺は 知るよしも無く 今日も普段の 学校生活を 送っていた、 あっ 申し遅れました 俺の 名前は ナオ 15歳だ…
午前中の 雨が嘘の ように晴れて 空は一面 澄み切った青空が広がっている、 今日も1日 退屈な授業を終えた ナオは 学校の校門前で 大好きなメンソール煙草に 火を付け そんな 空を眺めている、雨に濡れたアスファルトが 太陽の熱の焼けるような 熱さで 見る見るうちに 乾いて行く
同じ教室の 仲間たちが 手を振り 別れの言葉を告げ ナオも それに応える
この季節に なると いつでも 思い出す、 長い人生の途上で 誰もが 一度は 必ず経験するで あろう 初恋と言う 名の道に 俺は今も 思い出の時間に 1人 さまよい 続けている、 どれだけ 歩いても出口が 見つからない まま 10年の 月日が過ぎた 今も この場所で ずっと 立ち止まったまま 動けない
君と過ごした日々は 毎日が魔法に 掛かったように幸せで 君さえ側に居れば 他には 何もいらないと 思っていたんだ、 若く何も知らない 俺に 君は色々な事を 教えてくれた
愛する事の意味… 別れる事の寂しさ… そして 生きると言う 答えを …
今 俺が生きている 25年間より そんな君と 過ごした 一年半と 言う 短い時間の方が 俺は きっと …
時は逆上り 1997年 6月 梅雨
今年3月に 地元私立中学を 卒業し 友達の ほとんどは高校への進学を選んだ ものの 俺は実家が 理容室を経営している事も あり 地元に ある 美容専門学校と言う 将来 理・美容師を目指す者が 技術や勉強を 習う 専門学校へと 晴れて入学した
生徒数は200人 程度で そんなに多くは ない、年齢も様々で ほとんどは高校を卒業した 18歳の 人達が多い中 俺みたいに 中学を卒業し 入学した者は 俺を合わせても片手で 数える程しか いない
入学当初は 3つしか歳は 変わらないが 考え方や 性格が大人の 教室の 仲間達に 戸惑い気味だったが みんな俺が 年下にも関わらす 面倒見が良く 馴染むのに そんなに時間は かからず 今では敬語も 使わず 同じ歳の 友達のように 毎日 楽しく 学校生活を送っている、そんな学校が俺は 大好きだ…
学校生活にも 慣れ 早2ヶ月が経った 6月の ある日の出来事が 今から俺に起こる 貴重な 初恋になろうとは その時の俺は 知るよしも無く 今日も普段の 学校生活を 送っていた、 あっ 申し遅れました 俺の 名前は ナオ 15歳だ…
午前中の 雨が嘘の ように晴れて 空は一面 澄み切った青空が広がっている、 今日も1日 退屈な授業を終えた ナオは 学校の校門前で 大好きなメンソール煙草に 火を付け そんな 空を眺めている、雨に濡れたアスファルトが 太陽の熱の焼けるような 熱さで 見る見るうちに 乾いて行く
同じ教室の 仲間たちが 手を振り 別れの言葉を告げ ナオも それに応える
感想
感想はありません。