還る場所はまだあったんだ…
あの頃そこには もう何も無いと
もう 俺は 必要ないと
代わりなら たくさん いるからと
思っていました
もう 俺に 出来ることも
もう 俺が 言える言葉も
もう 俺に 居て良いよって
…言ってくれる 人や 場所なんて
何も無い…そう 思っていました
だから 少し 俺は 自分を
冷やすことに しました
しばらく そこから 離れて
もう一度 そこに
戻りたい そう 心から思える日が…
もう一度 そこで
再び 輝いている 自分を
想像出来る日が…
その日が 来るまで 俺は
その場所に 約束しました
また 自分の力で 足で 心で
立ち上がれる日が来るまで
時間を下さい
…絶対に 絶対に また
戻って来ますから
そして その時が 来るべき時に
あるべき状況で やって来た時は
今より 絶対 成長した
全てにおいて 大きくなった
『俺でいる 自分』を
また その場所で
“輝かせてみせるから”
―それから 季節は色を変え
また 春がやって来ました
俺は あれから
自分のやりたいこと
今やるべきこと
しなければならないこと
全てを 終え 全てに 満足しました
そうして 気づいてみれば
いつの間にか スタートから
一年が過ぎ あれからも
かなりの時間が 過ぎていたことを
自分の気持ちの変化で 知りました
今 俺は あの頃とは違います
“俺は 変わったんだ 変われたんだ”
…そう 思えるようになりました
また あの場所へ
また あの場所へ………
俺は わかりました 気づきました
そう やって来たんです
その時が 来るべき時に
あるべき状況で ちゃんと 俺の元へ
やって来たのです
“…もう 充分でしょう 早く…”
“早くここへ 戻って来なさい”
―空は遙か高く青を澄ませ
―海は凜と深く突き抜け
―日は燦々とあの頃と変わらず
俺を 見下ろし 迎え 照らします
あぁ 戻って来たんだ
頬にあたる風は 清々しいものでした
心は もうこれからの
期待で 溢れています
…けれど たったひとつ
俺の心には まだ 不安のピースが
残されていました
あの場所は 俺を 待っていてくれたの?
仲間は 俺に 逢いたいと 思うの?
俺は 戻っても いいの…?
けれど そこは
俺が想像してたとこでは
ありませんでした
『おかえりなさい 待ってたよ』
―やっぱり俺は
必要とされてたんだ…
もう 俺は 必要ないと
代わりなら たくさん いるからと
思っていました
もう 俺に 出来ることも
もう 俺が 言える言葉も
もう 俺に 居て良いよって
…言ってくれる 人や 場所なんて
何も無い…そう 思っていました
だから 少し 俺は 自分を
冷やすことに しました
しばらく そこから 離れて
もう一度 そこに
戻りたい そう 心から思える日が…
もう一度 そこで
再び 輝いている 自分を
想像出来る日が…
その日が 来るまで 俺は
その場所に 約束しました
また 自分の力で 足で 心で
立ち上がれる日が来るまで
時間を下さい
…絶対に 絶対に また
戻って来ますから
そして その時が 来るべき時に
あるべき状況で やって来た時は
今より 絶対 成長した
全てにおいて 大きくなった
『俺でいる 自分』を
また その場所で
“輝かせてみせるから”
―それから 季節は色を変え
また 春がやって来ました
俺は あれから
自分のやりたいこと
今やるべきこと
しなければならないこと
全てを 終え 全てに 満足しました
そうして 気づいてみれば
いつの間にか スタートから
一年が過ぎ あれからも
かなりの時間が 過ぎていたことを
自分の気持ちの変化で 知りました
今 俺は あの頃とは違います
“俺は 変わったんだ 変われたんだ”
…そう 思えるようになりました
また あの場所へ
また あの場所へ………
俺は わかりました 気づきました
そう やって来たんです
その時が 来るべき時に
あるべき状況で ちゃんと 俺の元へ
やって来たのです
“…もう 充分でしょう 早く…”
“早くここへ 戻って来なさい”
―空は遙か高く青を澄ませ
―海は凜と深く突き抜け
―日は燦々とあの頃と変わらず
俺を 見下ろし 迎え 照らします
あぁ 戻って来たんだ
頬にあたる風は 清々しいものでした
心は もうこれからの
期待で 溢れています
…けれど たったひとつ
俺の心には まだ 不安のピースが
残されていました
あの場所は 俺を 待っていてくれたの?
仲間は 俺に 逢いたいと 思うの?
俺は 戻っても いいの…?
けれど そこは
俺が想像してたとこでは
ありませんでした
『おかえりなさい 待ってたよ』
―やっぱり俺は
必要とされてたんだ…
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