恋の実-02
告白は圭史朗らしくなかった。
手紙で、
『ずっと好きでした。付き合って下さい。』
すごくすごく圭史朗らしくなくて、愛おしくて、嬉しくて…
なんかむず痒かった。
圭史朗があたしのこと好きだったなんて思いもしなかった。
ずっとあたしの片想いだと思っていたのに。
あたしは、恥ずかしがりながら、親友にだけ打ち明けた。
親友の弥夜(やや)は、自分のことのように喜び、
『夢子(ゆめこ)と圭史朗君似合ってると思ってたんだぁ♪』
と言ってくれた。
中1ながら、ちゃんと気持ち伝えて付き合いたいと心から思った。
そうしてあたしと圭史朗は中1の夏、付き合うことになった。
付き合うといってもまだ中1。
圭史朗はバレー部に入っていたので忙しく、遊んだりなんてできなかった。
でも、嬉しかった。
圭史朗を独り占めできて嬉しかった。
あたしたちが付き合ってるっていうのはすぐに校内中に広まった。
でもみんな
『夢子と圭史朗はお似合い』
って言って応援してくれた。
あたしは幸せを、幼いながらしっかり感じた。
手紙で、
『ずっと好きでした。付き合って下さい。』
すごくすごく圭史朗らしくなくて、愛おしくて、嬉しくて…
なんかむず痒かった。
圭史朗があたしのこと好きだったなんて思いもしなかった。
ずっとあたしの片想いだと思っていたのに。
あたしは、恥ずかしがりながら、親友にだけ打ち明けた。
親友の弥夜(やや)は、自分のことのように喜び、
『夢子(ゆめこ)と圭史朗君似合ってると思ってたんだぁ♪』
と言ってくれた。
中1ながら、ちゃんと気持ち伝えて付き合いたいと心から思った。
そうしてあたしと圭史朗は中1の夏、付き合うことになった。
付き合うといってもまだ中1。
圭史朗はバレー部に入っていたので忙しく、遊んだりなんてできなかった。
でも、嬉しかった。
圭史朗を独り占めできて嬉しかった。
あたしたちが付き合ってるっていうのはすぐに校内中に広まった。
でもみんな
『夢子と圭史朗はお似合い』
って言って応援してくれた。
あたしは幸せを、幼いながらしっかり感じた。
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