恋の実-05
あれから、中2に上がり、圭史朗とまた別のクラスになった。
弥夜とは、また同じクラスになった。
圭史朗は、その好きな人と付き合い、けっこう長いらしい。
あたしは、沢山の人と付き合った。
中2になりたての日の放課後。
弥夜はちょっと前にできたタメの彼氏と帰っていった。
春休みに弥夜と髪を染めた。あたしは赤に近い茶、弥夜は栗色に染め上がった。
そして2人で化粧の研究をして、眉毛を整え、中2に上がる始業式には完璧にあか抜けた、今時な中学生になった。
そのお陰か弥夜はめでたく彼氏ができ、幸せそうな毎日を送っている。
そんな日常のこの日。
帰りの準備をしていると、隣のクラスの槙田潤っていう人に呼び出され、告白された。
あたしも潤のことかっこいいなぁって思ってたから付き合ってみた。
付き合って、1週間。
「夢子、あのさぁ〜明日休みじゃん?ウチ遊びに来ねぇ?」
「行く〜♪明日暇なんだよね」「じゃー、明日朝夢子んち迎えに行く〜♪」
「わ-い(^∀^)♪原付で来る?」「もち!チャリきちぃし」
ちょい不良な潤の影響か、あたしも少し、不良の仲間入りをした。
あたしはどんどん潤に惹かれていった。
アラームの前に目が覚める。
まだ4時半だ。
「ん〜ッ…。3時間しか寝てないじゃあん…もっと早く寝れば良かったなぁ〜」
潤が迎えに来るのは5時半。
1時間あるから、あたしは準備を始めた。
しっかり洗顔して、化粧水、乳液を念入りに塗る。
まだ春だからいっか、と思ったが、念のため保湿スプレーをかけた。
髪にコテを巻き付け、ランダムに巻いていく。
バッチリ化粧をし、春物のワンピを着る。
寒くないから、ジャケットをはおるだけにした。
体全体に甘い香りのボディクリームを塗り込み、携帯を充電し、パンをちょこっと食べる。
すぐ5時半になり、ちょうど潤も迎えに来た。
「おは〜♪潤ちゃんと起きれたね♪♪」
「あたん前じゃん!夢子がウチに来るんだし〜♪」
「エライエライ♪」
「じゃあご褒美のチュー!!」
「…しょうがないなぁ♪」
あたしは、原付に跨っている潤を見て屈み込み、そっとキスをした。
よく考えると初キスは潤なんだ。「んじゃッ!行くか♪」
ウキウキしながら潤の家に向かった。
弥夜とは、また同じクラスになった。
圭史朗は、その好きな人と付き合い、けっこう長いらしい。
あたしは、沢山の人と付き合った。
中2になりたての日の放課後。
弥夜はちょっと前にできたタメの彼氏と帰っていった。
春休みに弥夜と髪を染めた。あたしは赤に近い茶、弥夜は栗色に染め上がった。
そして2人で化粧の研究をして、眉毛を整え、中2に上がる始業式には完璧にあか抜けた、今時な中学生になった。
そのお陰か弥夜はめでたく彼氏ができ、幸せそうな毎日を送っている。
そんな日常のこの日。
帰りの準備をしていると、隣のクラスの槙田潤っていう人に呼び出され、告白された。
あたしも潤のことかっこいいなぁって思ってたから付き合ってみた。
付き合って、1週間。
「夢子、あのさぁ〜明日休みじゃん?ウチ遊びに来ねぇ?」
「行く〜♪明日暇なんだよね」「じゃー、明日朝夢子んち迎えに行く〜♪」
「わ-い(^∀^)♪原付で来る?」「もち!チャリきちぃし」
ちょい不良な潤の影響か、あたしも少し、不良の仲間入りをした。
あたしはどんどん潤に惹かれていった。
アラームの前に目が覚める。
まだ4時半だ。
「ん〜ッ…。3時間しか寝てないじゃあん…もっと早く寝れば良かったなぁ〜」
潤が迎えに来るのは5時半。
1時間あるから、あたしは準備を始めた。
しっかり洗顔して、化粧水、乳液を念入りに塗る。
まだ春だからいっか、と思ったが、念のため保湿スプレーをかけた。
髪にコテを巻き付け、ランダムに巻いていく。
バッチリ化粧をし、春物のワンピを着る。
寒くないから、ジャケットをはおるだけにした。
体全体に甘い香りのボディクリームを塗り込み、携帯を充電し、パンをちょこっと食べる。
すぐ5時半になり、ちょうど潤も迎えに来た。
「おは〜♪潤ちゃんと起きれたね♪♪」
「あたん前じゃん!夢子がウチに来るんだし〜♪」
「エライエライ♪」
「じゃあご褒美のチュー!!」
「…しょうがないなぁ♪」
あたしは、原付に跨っている潤を見て屈み込み、そっとキスをした。
よく考えると初キスは潤なんだ。「んじゃッ!行くか♪」
ウキウキしながら潤の家に向かった。
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