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FirstLove(3)

[208]  nao  2007-04-24投稿
毎度の事だが 2人だけの言葉の やり取りに ナオは何も口に出せないでいる、ましては ナオの意見など いつも却下される だけに 苦笑いで 聞いている

「カラオケで良いよな?他に行きてぇ所あるか?」 珍しく 円がナオに 意見を問いだす、こんな事は滅多に ないと思った ナオは 言わなければ損と
「カラオケは この前行ったし たまには ドライブなんて どうかな?」
ナオの意見に 円と和也は すぐに声を 揃える 「ガソリン ねぇ〜から 却下!」
三人の 間に ジメジメとした 暖かい 風が 通り抜ける
(んじゃ 俺に 聞くなよ…) 納得の いかない表情で 2人に聞こえないよう ボソッと 口を開く、そして早く 車の免許を取れる 歳に なりたいと 心の中で 深く誓った ナオだった…

結局 円が提案した カラオケへと行く事に なった 三人は 授業の道具が びっしりと 詰まったバッグを トランクに詰める、ハイテンションの 二人が車に乗り込むのに 比べ ナオはテンションが上がる訳も なく後部座席の ドアを開け乗り込もうとした その時だった…

何気なく見た 視線の先に 一瞬に して ナオの全ての 時間が止まっていた
ナオの 瞳に鮮明に 映ったのは 一人の 女の子、 身長は ナオの 肩よりも 低く 145,6センチ 程で あろう、吸い込まれそうな 大きな瞳、 美容学生には 珍しい 綺麗な 黒髪で 肩までの 少し癖毛の あるロング、 自分の体よりも 大きなバックを からい 駐輪場に 停めている 自転車へと 跨り ナオの横を 通り過ぎて行く、ほんの 1,2分の 出来事なのに ナオの 胸は 大きな鼓動が 波打ち 彼女の後ろ姿から 目が離せずに ただただ 見えなくなるまで ずっと 見送っていた…
生まれて 初めての 感覚に教われた ナオは車に 乗り込む事も 忘れ 呆然と立ち尽くす

「お〜い、ナオ〜 お〜い!」 そんな ナオに 築いた 円が 声を掛けるが ナオの耳には 全く 届いて いない様子だ
「シカトかよ おい!」 少し ムッとし 呆然と 立ち尽くす ナオの 頭を後ろから 叩く 円
「痛っ! 何だよ 円〜」 たまらず 自分だけの 世界から 現実世界に 戻される ナオ 「それは こっちの台詞だっつ〜の! ぼけっと してっと 置いてくぞ〜」 車に エンジンを 掛ける 和也、 ナオも 慌てて 「ち、ちょっ待ってよ 俺も 行くよ〜」

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