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ディフェンド ”ミッション開始” ?

[384]  2006-02-12投稿
 ―午後零時―\r
 「入り口、警備いないよ」
 怜が、偵察から帰ってくる。
 「よしっ!いくぞっ!!」
 啓吾と怜が門の中に入っていく。

 俺達の、ミッションはもぅ始まっている。
今日は、宝石の一個目の”赤の宝石”を盗むそうだ。宝石がある場所は、最上階の5階。城の中は薄暗く、奇妙だった。

 「うわ〜っ・・・何にも見えねぇ」
 啓吾が、辺りを見わたす。
 「あっ!あそこに階段があるよ!」
 「すげぇな・・・」
 啓吾と怜が階段を上っていく。階段を上りきると、そこは2階。
ココも薄暗かった。
 「うっ・・・」
 いきなり2階の電気がパッとつく。
すると、啓吾達の周りを、警備員が取り囲む。
 「な、なんだよこれ」
 「やるしかないんじゃない?」
 「ま、そぉだな」
 「早くやっちゃってよね」
 「あ〜、はいはい」
 2人とも、勢い良く警備員の方へ走っていく。
警備員がドサドサと、倒れていく。
 「急所は、はずしてるでしょ?」
 「あったりめぇだろぉ!!」
 
 ミッションをしている時は、どんな奴らでも殺してはならない。それが『ハイト』が決めた『リイバー』の掟。

 こんなことが3階でも、4階でも続き、ついに5階までたどり着いた。
 「んっ・・・?ココは電気ついてるね」
 「おい!見ろよ!!あんな所に宝石があるゼ!」
 床の中央にケースに入れられた”赤の宝石”が置いてある。
啓吾は、ケースに近づいていく。怜も、ついていく。
 「けど、何か変・・・無防備すぎるような・・・罠だとしたら・・・」
 「うっ・・・うわ〜っ?!!」
 ケースの手前の床の底が開き、啓吾が落ちていく。
 「けっ、啓吾っ?!!!!」
 怜、あわてて穴(?)の中に飛び込む。
 

 「・・・ん?・・・・ココ何処だ・・・?」
 そこは、暗い倉庫だった。
 「ああっ?!!!!!!!!!!」
 良く見ると、啓吾の体がロープで縛られている。
 「啓吾っ!」
 怜も、縛られている。
 「あれ見みてっ!」
 倉庫の奥から誰かが来る。
 「あっ・・・あれは・・・―――」









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