One step vol.8
付き合った日は毎年、二人で過すことを約束していた。
お揃いで何か買って、一緒に食事をする。
彼にはどうでもいい事だったかもしれないが、私には大切だった。変わらない何かが欲しかった。
4年目はフミからの連絡はなかった。そのもっと前から連絡はなかったけれど。
私は捨てられた。
4年間、私のフミへの気持ちは一つも変わらなかったのに、フミは私をあっさりと捨てて、さっさと転勤をしてどこか遠くへ行ってしまった。
私からの連絡は一切取ろうとせず、着信もメールも全て撥ね返された。私が一体何をしたというのだろう。
男って自分の都合でいつも動いて、機嫌が悪いといつも黙って、勝手に嫌になって、勝手に離れて。
私の気持ちを簡単に踏みつけて、どこかへ行ったフミを私は許せなかった。
1日も早く、顔も声も何もかも忘れてしまおうと思った。
お揃いで何か買って、一緒に食事をする。
彼にはどうでもいい事だったかもしれないが、私には大切だった。変わらない何かが欲しかった。
4年目はフミからの連絡はなかった。そのもっと前から連絡はなかったけれど。
私は捨てられた。
4年間、私のフミへの気持ちは一つも変わらなかったのに、フミは私をあっさりと捨てて、さっさと転勤をしてどこか遠くへ行ってしまった。
私からの連絡は一切取ろうとせず、着信もメールも全て撥ね返された。私が一体何をしたというのだろう。
男って自分の都合でいつも動いて、機嫌が悪いといつも黙って、勝手に嫌になって、勝手に離れて。
私の気持ちを簡単に踏みつけて、どこかへ行ったフミを私は許せなかった。
1日も早く、顔も声も何もかも忘れてしまおうと思った。
感想
感想はありません。
「 佐々木リカ 」の携帯小説
- One step vol.8
- One step vol.7
- One step vol.6
- One step vol.5
- One step vol.4
- One step vol.3
- One step vol.2