特務戦艦ホーリー・ピーコック27
…3日後、俺はキク星系第一の港湾ステーション、《ロップ・イヤー》に居た。ここは、キク星系の主星《シラギク》の衛星を改造したもので、キク星系から唯一、他星系へのシャトルが出ている。
そして。
俺はなぜか、おみやげ屋の前に立っていた…。
「おばさーん!
その青い箱のやつ、20個ちょうだい♪」
目の前では、アリアが大量のお菓子を買い込んでいた。
「あっ![キクまんじゅう]だって!
これ、美味しいの?」
振り返り聞いてくる彼女に、「一応名物ですから、美味しいんじゃないですか?」などと、適当に答えると、
「あっそう?じゃあこれも20個お願いね!」
向こうでは、店員のおばさんが目を白黒させている。なにしろおばさんの前にはすでに、山のように積まれたお菓子が並んでいるのだ。
彼女は、とりあえず満足したのか、お菓子をあさっていた手を止めてこちらにやって来た。
「ごめんねぇ♪
うちの部隊は女の子が多いから、たまに甘いもの買ってくと喜ぶのよ♪」
「はぁ…。」
ややウンザリしながら気のない返事をしたが、実はこの言葉に重大な意味があった事に後から気付く。
そして。
俺はなぜか、おみやげ屋の前に立っていた…。
「おばさーん!
その青い箱のやつ、20個ちょうだい♪」
目の前では、アリアが大量のお菓子を買い込んでいた。
「あっ![キクまんじゅう]だって!
これ、美味しいの?」
振り返り聞いてくる彼女に、「一応名物ですから、美味しいんじゃないですか?」などと、適当に答えると、
「あっそう?じゃあこれも20個お願いね!」
向こうでは、店員のおばさんが目を白黒させている。なにしろおばさんの前にはすでに、山のように積まれたお菓子が並んでいるのだ。
彼女は、とりあえず満足したのか、お菓子をあさっていた手を止めてこちらにやって来た。
「ごめんねぇ♪
うちの部隊は女の子が多いから、たまに甘いもの買ってくと喜ぶのよ♪」
「はぁ…。」
ややウンザリしながら気のない返事をしたが、実はこの言葉に重大な意味があった事に後から気付く。
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