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FirstLove(4)

[316]  nao  2007-04-26投稿
慌てて 車の後部座席へと乗り込む ナオ

動き出した 車内では 円も 和也も 今から行く カラオケの 話しや 女の話しで 盛り上っている、 そんな 二人の後ろで ナオは 車に乗り込んでからも 学校で 擦れ違った 彼女の 姿が 頭から 離れないでいる 様子だ
まだ 胸のドキドキが止まらず 少しでも 気を抜けば その場に 倒れ込みそうになる程に ナオの体温の熱は 平常値を 越していた

何故か 胸が苦しい…

今まで感じた事の無い 何かが ナオの中で 確かに少しずつ 動き始めていた、 高鳴る胸の鼓動 そして 顔のほてり、 ナオに とって 全てが 初めてで 頭の中は 彼女で イッパイに なっている
しかし 今まで 一度も 行為を抱いた事の ない ナオには この気持ちが 恋だと 言う事に まだ 築いていない 様子で 車の外わ 頬を 赤らめ 眺めている


車は 三人 行き着けの カラオケ店へと 到着した、 此処は ナオたちが 通う 学校や 駅からも 近く 学生たちは 帰り道に 遊んで行く 人達も 多い、 週に 2.3度は 訪れる ナオたちは 店員とも 顔見知りに なっている らしく 直ぐに 部屋へと 案内される

部屋に 着くなり 円と和也は 一直線に カラオケ本を 開き 凄い 勢いで 曲を 入れて 行く、 そんな 二人とは 対照的に ナオは まだ 彼女の 姿が 頭から 離れていないのか? 呆然と 画面に 映る 歌詞テロップを 眺めている、 次々と 曲が 終わって行く中 まだ 一曲も 選曲して いない ナオに 築いた 和也 「おい! 次 お前の 番だぜ?」 ナオに 歌詞本と リモコンを 渡す
「あ、 う、うん…」
受け取る ナオだが 心は此処に 在らずと 言わんばかりに 本に 目を通す事も 出来ないでいる
「どうしたんだ コイツ?」
いつもの 乗りと まったく違う ナオの姿を見た 円と和也は 意味も 分からず 顔を見合わせ 首を傾げる
まっ そんな日も あるだろうと 円と和也は ナオ そっちのけで 自分たちの ペースで 歌を 唄い続けた
そして この日の カラオケが 三人に とって 今までで 一番盛り上がらなかった 時間だった とは 言うまでも ないだろう…


そして カラオケは 終わり 和也から 家まで 送って貰った ナオは すぐさま 何を する事も なく 自分の部屋へと 入り ソファーに 横に なる

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