ハート×ハート4
フレアは、カイトに自分達のことを話した。「そうか。大体分かった。いろいろ大変そうだな。一応こんなことに巻き込んでごめんな。俺は、一応盗賊やってるんだけど、結構有名人だけど知らないかな?」「知るわけないでしょ。一応姫だよ。城からでたことも無いし。」フレアが言った。「そうだよな。俺は、城の物少し盗んでやろうと思った。でも城の奴に見つかって入ったところが、お前の部屋入ったんだけどそこにもお前がいてつい気絶させて、誘拐しちまった。俺の盗みも何もとれなかったし、俺反省ばかりだ。はぁ〜俺としたことが。」カイトはため息ばかりついていた。「ため息つくな。男のくせにため息付きたいのは、私達だよ。それにお前はやめて。そしてこの船はどこに向かっているの?」『フレア言い方きつくない?大丈夫?』アイリが心配そうに言った。『アイリは、黙ってて。私に任せて。』フレアは、少しむきになっていた。「今向かってるのは、リンドム国だ。」リンドム国とは、フリアセネル国の隣にある国だ。2つ国は、あまり仲が良くなかった。「なんでそんなところに?あっちょっと待ってよ。」そう言い、フレアは、少し考えだした。そして『アイリ、私考えたんだけど、このまま少し冒険してみない?私達には自由に生きれるのは、一年しか無いんだし、私達には独学で身につけた剣の技術もあるし。それにお城の人も探しに来ると思うしね。』『そうだね。でも大丈夫かな。みんな心配してるし、それにこのカイトって人も。』『大丈夫。みんなにも少しくらい心配かけても大丈夫だよ。それに、アイリには、私がついてるよ。』『分かった。私も少しこの世界を見てみたいかも。』『じゃあ、決まりだね。アイリ、カイトにこれから私達を守って城まで連れて帰りなさいってお願いしてよ。じゃあ、変わるよ。』『ちょっとフレア。』アイリの意見は聞かずにフレアは入れ替わった。髪は茶髪になった。「おっ髪が変わった。入れ替わったのか?お前黙ってるのは、二人で話してるのか?」「あっ、はい。えっとアイリです。よろしくお願いします。あの〜フレアと話し合ったんですけど、私達を守ってお城まで連れて帰ってくれますか?もちろんお礼はします。」「そうだな。こうなった責任俺だし、お礼くれるなら。それにお前達に少し興味あるしな。」そう言い、二人(三人)の旅が始まった。
アイリが女王になるまで、あと364日
アイリが女王になるまで、あと364日
感想
感想はありません。