携帯小説!(PC版)

トップページ >> 恋愛 >> おれんち

おれんち

[492]  ゆう  2007-04-27投稿
19の夏おれは気付いた。ずっとしなきゃいけないこと。それはうちをつぐことだった。おれの過去?おれの未来。おれに関わってきた人たち。
おれの弟は17のときに気付いてた。だからもう大人になってた。ずっと長かったねこの三年間。ずっと待たせたね。辛かったね。
親父はおれが気付くのをずっと待ってた。これから長い修業が始まる。弟は一日で取得したらしいけどおれは二日かかったんだ。おれの大好きな人。もう忘れたはずだったのに。だから二日もかかったんだ。ずっとずっと大好きだったから。忘れるって誓ったけどやっぱ無理だった。じゃなきゃ今の俺たちはつながってないね。それでもずっと親父は信じてくれてるんだ。ほんとはただただ普通に大好きな人のために飯をつくって一緒に働いて死ぬまでずっと一緒にいるってことを。「三年ぐらいつきあってみろ!」ってあれほど怒られたけど。俺たちは終わった。だから今もこうしてだまされ続けているよ。頼りなくてごめんね。戦いは一年だった。母さん待たせたね。もうママなんてよばないよ!
母はただただずーっと待っていた。

感想

  • 6931: 意味解んなぃんだけど↓ [2011-01-16]

「 ゆう 」の携帯小説

恋愛の新着携帯小説

新着小説作品

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス