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特務戦艦ホーリー・ピーコック33

[337]  宵待夜霧  2007-04-27投稿
アリアがコーヒーを煎れ、渡してくれた。

「はい、お疲れ様。」

「あっ、ありがとうございます。」

受け取って、アリアが席につくのを待ち、ずっと疑問に思っていたことを聞いてみた。

「あの…今度はこっちが質問してもいいですか?」

「?…いいわよ。
答えられる範囲でなら。」
にこやかに了承してくれたアリアに礼を言ってから、
「じゃあまず…大…アリアさんっていくつなんですか?」

…笑わないでくれ。
実際アリアは年齢不詳なのだ。
まるで10代の少女のようにも、大人の女性のようにも見える。

「あら?気になる?
26歳よ。」

…思っていたより少し上だった。
時折見せる子供っぽい言動から、20代前半ぐらいかと思っていたのだが…。

「むっ…今何か失礼な事考えなかった?」

「!?…いっいえっ、まったく全然デスヨ!?」

…なにげに鋭い。
確に、これでも特級大佐なのだ。
26で大佐と言うだけで十分若すぎる。

「えっと、次の質問です。俺がテストする機体って、どんな機体なんですか?」
慌てて質問を変えてみる。アリアはまだ疑いの目をしていたが

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