特務戦艦ホーリー・ピーコック36
…アリアになだめすかされているうちに《ヘデラ》の港湾ステーション《キヅタ》に到着した。
さらにここでシャトルを乗り換えるらしい。
アリアについて別の格納庫に入ると、そこには小型のシャトルと共に、長身の黒人女性が一人立っていた。
「キュア!
お待たせ〜!」
アリアが声をかけると、その女性はピッと敬礼して、
「お疲れ様です。大佐。」
と言った。
「ツバサ君、紹介するわ。《ホーリー・ピーコック》で、戦闘機小隊の副隊長を勤める…。」
「キュア=マウー特級中尉です。
よろしく。」
彼女は笑顔で右手を差し出してきた。
その手を握りかえしながらこちらも自己紹介をする。
「ツバサ=オオトリ軍曹です。
こちらこそよろしくお願いします。」
それにしても…これまた美人だ。
パッチリとした大きな瞳に、やや厚めの唇。
ウェーブのかかった黒髪は首の後ろでまとめている。長身で全体的に細身だが、痩せているわけではなく、筋肉質の締まった身体つきだ。
しかしちゃんと女性らしい丸みも帯ている。
…だがツバサにはそれ以上に気になる点があった。
彼女の名前に聞き覚えがある気がするのだ。
さらにここでシャトルを乗り換えるらしい。
アリアについて別の格納庫に入ると、そこには小型のシャトルと共に、長身の黒人女性が一人立っていた。
「キュア!
お待たせ〜!」
アリアが声をかけると、その女性はピッと敬礼して、
「お疲れ様です。大佐。」
と言った。
「ツバサ君、紹介するわ。《ホーリー・ピーコック》で、戦闘機小隊の副隊長を勤める…。」
「キュア=マウー特級中尉です。
よろしく。」
彼女は笑顔で右手を差し出してきた。
その手を握りかえしながらこちらも自己紹介をする。
「ツバサ=オオトリ軍曹です。
こちらこそよろしくお願いします。」
それにしても…これまた美人だ。
パッチリとした大きな瞳に、やや厚めの唇。
ウェーブのかかった黒髪は首の後ろでまとめている。長身で全体的に細身だが、痩せているわけではなく、筋肉質の締まった身体つきだ。
しかしちゃんと女性らしい丸みも帯ている。
…だがツバサにはそれ以上に気になる点があった。
彼女の名前に聞き覚えがある気がするのだ。
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