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FirstLove(5)

[191]  nao  2007-04-28投稿
ナオの部屋は 畳 6畳分の 小さな部屋、壁中には 友達たちと 撮った写真や プリクラ、昔から 大好きな ラルクアンシエルの ポスターが 何枚も 貼ってある
電気も 付けずに 天井の 一点を 見つめ 出るのは ため息ばかり、顔の ほてりこそ 引いたものの まだ 胸のドキドキは 止まらぬまま 彼女の 姿が 脳裏に 何度も 何度も リピートされる
「何か 胸が 痛てぇな … 」
そっと 呟く ナオの 表情は 本当は もう 築いているかの ようにも 見える、 これが 恋なんだと …
しかし 一目惚れ など 信じていない ナオには まだ 一言も交わしても なく、 彼女の 事を 一つも 知らないのに 自分が 彼女に 想いを 寄せようと している なんて 全く 信じられないで いるに 違いない
そして この感情が きっと 確かなもの だと 自分の 気持ちに 整理が 付いたのは その日の 夜だった、 ナオは この日 生まれて 初めて 人を 好きに なると 言う 気持ちが 芽生えた、 もちろん 相手は まだ 名前も 知らない 彼女に ナオは 恋に 落ちて しまった…
そして これが 15歳の ナオの 初恋の 始まりと 同時に 長く 長い 出口のない 迷路に 足を 踏み入れた 瞬間でも あったのだ…


1997年 6月 10日曜日

一夜が 明け 翌日、 ナオは 目覚まし時計より 早く 目が 覚めていた、 覚めたと 言うよりも 一睡も 出来て いなかったと 言う方が 正しいで あろう、 部屋の カーテンを 開けると 7時30分 だと 言うのに 空は まだ 夜の ように 暗く 雨が降りしきっている、 ナオだけで あろうか? 朝から 雨が 降っていると いつも 何故か 気持ちが 沈むのは…
しかし 今日の ナオは 違った、 表情も 少し 明るくも 見え 用意にも 気合いが 入っている、 日頃は 誰も 見やしないと 髪型や 服装に 気を 使う事は ないが 今日は 朝から 鏡と にらめっこを するように 何十分も 掛けて オシャレを している。
店の 開店 準備を していた 父親が ナオの 姿に 築く
「おっ 今日は 珍しく 早いな!」
「たまにはねぇ〜」 ドライヤー 片手に 上機嫌で 答える ナオ
「そんな おめかし して ドコに 行くんだ?」 ナオの 珍しい 行動に 父親も 気になっている 様子だ 「が、学校だよ! 他に行く所 ない

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