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ディフェンド ”怒り” ?

[383]  2006-02-13投稿
 「あっ・・・あれは・・・―――」
 警備員に囲まれながら黒のスーツを着た人が出てくる。
 「萎靡川 昭蔵っ!!!」
 「さすがだな・・・この場所までつきとめるとは・・・―――」
 と、言うといきなり、萎靡川 昭蔵が、警備員の首をつかんで言う。
 「おい!御前っ!!あれほど気を付けるようにいっただろぉが!」
 「は・・・・はいっ・・・も、申し訳ありません・・・・」
 警備員が苦しそうに言う。
 「もぉいい!御前は使えん!おい!誰かコイツを殺してしまえっ!」
 「!」
 

 『コイツを殺せっ!!!』


 啓吾の頭の中に過去の言葉が蘇ってくる。
 「やめろ・・・・・っ」
 「?・・・・・啓吾っ・・・?」
 「やめろぉっ!!!!!!!!!!!」
 啓吾が縛られていたロープを引きちぎり、周りに居た警備員をなぎ倒し、
萎靡川 昭蔵を殴る。
 「啓吾っ・・・・?」
 「何なんだコイツはっ?!!!早く捕まえろっ!!!!」
 「やばっ・・・・」
 怜が、ロープに縛られつつ、地面に手をつく。地面から電気が走り、警備員と萎靡川 昭蔵が気を失った。
 「啓吾っ!!早くっ!」
 怜はロープをちぎり、啓吾の手を引き倉庫の奥の出口に向かって走っていく。
 














 
 

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