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特務戦艦ホーリー・ピーコック39

[346]  宵待夜霧  2007-04-29投稿
「はいは〜い♪
二人とも仲良くなったとこで、ソロソロ行きましょうか?」

そうアリアに促され、シャトルに乗り込む。
もちろん操縦はキュアだ。
さすがと言うか、発進の際にもまったく振動がない。スムーズな発進だ。
30分ほど飛んだだろうか。
小さなデブリ溜まりの中に入ると、キュアは通信機を操作する。

「こちら、シャトル《バタフライ1》、キュア=マウー特級中尉です。
ブリュンヒルデ特級大佐とお客様をお連れしました。」

すると、暫く間を置いて、

『こちら《シャイニー・スワン》。
確認した。
これより[偽装]をとく。三番格納庫へどうぞ。』

返信がある。

「でてくるわよ。」

「は?何が…」

アリアの言葉に聞き返すと、

「いいから見てて。」

キュアが言った。

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