†特別なアリス†?
*ちょっと怖いかもしれないので、それを承知して読んでください。
――――――――――――
『本当ありえない!!』
有栖はブツブツと文句を言いながら暗い森の中を進んでいくと…小さな家が見えてきた。
まるで犬小屋がちょっと大きくなった様だった…。
『これがジャバーウオックが言ってた家かしら…?』
『…僕等の家にお客さん…大事な大事なお客さん。』
[!]
有栖は声がした家の前へゆっくり歩み寄った…。
すると玄関の前に幼稚園児ぐらいの男の子が人形と手を繋ぎ座っていた。
『いらっしゃい。大事なお客さん。僕はルナム。貴女の名前は?』
男の子…ルナムはにっこり笑って有栖へ聞いた。
『私はアリス。』
『アリス!!本当にアリスなのかッ!?』
ルナムは目を輝かせながら言った。
『えぇ本当よ。なんで?』
期待に満ちた目で聞かれたため不思議に思った有栖は聞いた。
少し間が空いてルナムが口を開いた。
『………アリス……。』
しかし声は明らかにさっきとは違った…。
有栖の体がゾクッとした。それは…
―恐怖心―からだった。
ルナムが再び口を開いた。
『…アリス………。お願いがあるんだ……一瞬で終わらすから…………
―死んでくれない?―』
有栖の顔から一気に血の気が引く。
ルナムの手からは何か光る物が見えた。
そしてそれを持ちながら一歩ずつゆっくりと有栖に近づいてくる。
有栖は恐怖で体が凍り付き身動きができない…。
ルナムが有栖の目の前にやってくる…。
光っている物を持った手を上へ振り上げ有栖目がけて振り下ろした…。
(もうダメだ……死ぬ!!)
有栖はそう思った。
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『本当ありえない!!』
有栖はブツブツと文句を言いながら暗い森の中を進んでいくと…小さな家が見えてきた。
まるで犬小屋がちょっと大きくなった様だった…。
『これがジャバーウオックが言ってた家かしら…?』
『…僕等の家にお客さん…大事な大事なお客さん。』
[!]
有栖は声がした家の前へゆっくり歩み寄った…。
すると玄関の前に幼稚園児ぐらいの男の子が人形と手を繋ぎ座っていた。
『いらっしゃい。大事なお客さん。僕はルナム。貴女の名前は?』
男の子…ルナムはにっこり笑って有栖へ聞いた。
『私はアリス。』
『アリス!!本当にアリスなのかッ!?』
ルナムは目を輝かせながら言った。
『えぇ本当よ。なんで?』
期待に満ちた目で聞かれたため不思議に思った有栖は聞いた。
少し間が空いてルナムが口を開いた。
『………アリス……。』
しかし声は明らかにさっきとは違った…。
有栖の体がゾクッとした。それは…
―恐怖心―からだった。
ルナムが再び口を開いた。
『…アリス………。お願いがあるんだ……一瞬で終わらすから…………
―死んでくれない?―』
有栖の顔から一気に血の気が引く。
ルナムの手からは何か光る物が見えた。
そしてそれを持ちながら一歩ずつゆっくりと有栖に近づいてくる。
有栖は恐怖で体が凍り付き身動きができない…。
ルナムが有栖の目の前にやってくる…。
光っている物を持った手を上へ振り上げ有栖目がけて振り下ろした…。
(もうダメだ……死ぬ!!)
有栖はそう思った。
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