「君に会いたくて」?
「学校に行ってくる!!」母親に伝え、いつもの道を歩き始める。学校に着くまでの時間、僕の頭の中は妄想でいっぱいだ。妄想は僕の趣味で時間があればすぐに自分の世界に入る。なぜなら、妄想だと自分の好きなシチュエーションでストーリーが作れるからだ。もし俺がイケ面だったら。もし俺が学校で一番頭が良かったら。もし俺が世界一金持ちだったら。そんなたくさんあるシチュエーションの中でも一番気に入っている物がある。 もし俺と美咲が両思いだったら……。
感想
感想はありません。