relations 34
ポカンとプリクラ機を指さすと、ユカリもゆっくり見やる。
『6枚選べるよ』
「あ……あぁ、あはは。」
「なんだよ。あとの2枚は?」
ユカリの手元を覗き込むと、すごい勢いで隠された。
なんだ?
「なに?なんだよ、見せろって。」
「だめ!ダメダメ!!見せない!」
プリクラを胸に抱いたまま急に歩き出すユカリ。
超気になるしっ!!
「ちょっ!待てって!!」
慌てて追いかけて捕まえる。
無理矢理とろうとするけど、ユカリも必死だ。
「あ〜〜ちょっと待って!わかったから!!」
俺の腕の中でもがく華奢な体。
壊れそう……。
思わず力をゆるめた拍子に、ユカリが抜け出した。
「わかったわよ。じゃあ、こうしよ?」
言いながら、プリクラ2枚を突然後ろの壁に貼り付ける。
「あっ!なにしてんだよっ!!」
慌てて止めようとして気づいた。
その壁にはたくさんプリクラが貼られてるんだ。
自由に貼っていいスペースみたいな?
すげぇ、こんなんあんだ。
なんのためにみんな貼ってんだ?
自己顕示欲がつえぇんだな。
って、そんなことどうでもいいか。
両手を壁につけて貼ったプリクラを隠しているユカリに目をやる。
『6枚選べるよ』
「あ……あぁ、あはは。」
「なんだよ。あとの2枚は?」
ユカリの手元を覗き込むと、すごい勢いで隠された。
なんだ?
「なに?なんだよ、見せろって。」
「だめ!ダメダメ!!見せない!」
プリクラを胸に抱いたまま急に歩き出すユカリ。
超気になるしっ!!
「ちょっ!待てって!!」
慌てて追いかけて捕まえる。
無理矢理とろうとするけど、ユカリも必死だ。
「あ〜〜ちょっと待って!わかったから!!」
俺の腕の中でもがく華奢な体。
壊れそう……。
思わず力をゆるめた拍子に、ユカリが抜け出した。
「わかったわよ。じゃあ、こうしよ?」
言いながら、プリクラ2枚を突然後ろの壁に貼り付ける。
「あっ!なにしてんだよっ!!」
慌てて止めようとして気づいた。
その壁にはたくさんプリクラが貼られてるんだ。
自由に貼っていいスペースみたいな?
すげぇ、こんなんあんだ。
なんのためにみんな貼ってんだ?
自己顕示欲がつえぇんだな。
って、そんなことどうでもいいか。
両手を壁につけて貼ったプリクラを隠しているユカリに目をやる。
感想
感想はありません。