わがまま ?
それから2時間――
歌いまくって喉はカラカラ。
アゲアゲな曲ばっかりセレクトした。
でもね…何度か泣きそうになったよ。
カズヤの歌う曲は、レンのレパートリーとかぶってて。
どぅしても思い浮かべちゃうんだ。
ねぇ、今何してる?
誰が隣にいる?
「そろそろ帰るか。」
カラオケ屋から出たらカズヤが言った。
時計を見ると10時を回っている。
「もぅこんな時間かぁ…。」
合コン……もぅ終わったかな。
とぼとぼと歩く私の隣で、カズヤがため息をつく。
「合コンもぅ終わっただろ。電話くんじゃね?」
ちょうどその時、レン専用の着信音が鳴り響いた。
慌てて携帯を取り出すと、ディスプレイには「レン」。
カズヤに許しを得てから、通話ボタンを押した。
「はぃ。」
『おれ〜。』
耳元で聞こえる愛しい声。
機嫌良いみたい。
レンは感情表現が激しいから、声だけですぐわかる。
「合コン終わったの?」
『ん〜まぁね。』
なにその間……
一瞬黙ったら、レンが明るく聞いてきた。
『アヤカは何してんの?寝るとこ?』
寝るとこって……まだ11時前だよ。
小さく笑ってから答えた。
「ん〜ん。今まだ外なの。」
『は?』
一瞬で声のトーンが低くなった。
ほんと、わかりやすぃ……
歌いまくって喉はカラカラ。
アゲアゲな曲ばっかりセレクトした。
でもね…何度か泣きそうになったよ。
カズヤの歌う曲は、レンのレパートリーとかぶってて。
どぅしても思い浮かべちゃうんだ。
ねぇ、今何してる?
誰が隣にいる?
「そろそろ帰るか。」
カラオケ屋から出たらカズヤが言った。
時計を見ると10時を回っている。
「もぅこんな時間かぁ…。」
合コン……もぅ終わったかな。
とぼとぼと歩く私の隣で、カズヤがため息をつく。
「合コンもぅ終わっただろ。電話くんじゃね?」
ちょうどその時、レン専用の着信音が鳴り響いた。
慌てて携帯を取り出すと、ディスプレイには「レン」。
カズヤに許しを得てから、通話ボタンを押した。
「はぃ。」
『おれ〜。』
耳元で聞こえる愛しい声。
機嫌良いみたい。
レンは感情表現が激しいから、声だけですぐわかる。
「合コン終わったの?」
『ん〜まぁね。』
なにその間……
一瞬黙ったら、レンが明るく聞いてきた。
『アヤカは何してんの?寝るとこ?』
寝るとこって……まだ11時前だよ。
小さく笑ってから答えた。
「ん〜ん。今まだ外なの。」
『は?』
一瞬で声のトーンが低くなった。
ほんと、わかりやすぃ……
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