恋人未満4
8時。
哲也は先に目が覚め、奈緒の寝顔を見ていた。
奈緒も目を覚ます。
「…おはよ…哲。」
「おはよ。奈緒。」
朝から濃厚なキスをする。
自然な流れで、2人は裸になる。
「あ゛〜…」
哲也が何かを思い出したかのように顔をしかめる。
「何?どしたの?」
「昨日、ゴム全部使ったから、ない。ショック…」
「外で出してくれればいいよ?」
奈緒は哲也の首に手を回す。
「そういう訳にはいかないの。…俺の指と舌で我慢して。」
「…んっ。…じゃあ、哲のは、ちゃんと、私が出させたげる。」
2人は満足すると、一緒にシャワーを浴び、ホテルを出た。
車で、ショッピングモールへ行き、買い物を済ませ、自宅近くの図書館へ行き、レポートを済ませ、奈緒は送られる。
「送ってくれてありがとね。バイト頑張って。」
「おぅ。付き合わせて悪かったな。」
車を見送り家に入る。
ハタから見たら、普通のカップルに見えるだろう。
私も、たまに錯覚する事があった。
でも、違う。
数日後。バイト帰りに、梶原が声を掛ける。
「奈緒ちゃん。明後日、休みでしょ?」
「はい。」
「映画いこ?俺、昼で学校終わるから。」
「行きます☆」
「んじゃあ、1時に有楽町の映画館の前でいい?」
「はい。」
初デートの約束をした。
約束の時間より10分程早く映画館に着く。
そこには梶原がすでに立っていた。
「早いね。」
「梶原さんこそ。」
「昼は?食べた?」
「まだです。」
「じゃ、なんか食べよ。何がいい?」
「う〜〜ん…パスタ!」
「よし。いいとこあるよ。行こっ。」
梶原は奈緒の手を引く。
新鮮な気持ちになった。
ドキドキが心地よくて、手を握り返す。
「そうだ。奈緒ちゃん、俺に敬語はやめてね。」
「…うん。なんて呼べばいい?」
「なんでもどうぞ。んじゃあ、俺は奈緒って呼んでいい?」
「うん。じゃあ…健くん、て呼ぶ。」
初々しい…。
哲也は先に目が覚め、奈緒の寝顔を見ていた。
奈緒も目を覚ます。
「…おはよ…哲。」
「おはよ。奈緒。」
朝から濃厚なキスをする。
自然な流れで、2人は裸になる。
「あ゛〜…」
哲也が何かを思い出したかのように顔をしかめる。
「何?どしたの?」
「昨日、ゴム全部使ったから、ない。ショック…」
「外で出してくれればいいよ?」
奈緒は哲也の首に手を回す。
「そういう訳にはいかないの。…俺の指と舌で我慢して。」
「…んっ。…じゃあ、哲のは、ちゃんと、私が出させたげる。」
2人は満足すると、一緒にシャワーを浴び、ホテルを出た。
車で、ショッピングモールへ行き、買い物を済ませ、自宅近くの図書館へ行き、レポートを済ませ、奈緒は送られる。
「送ってくれてありがとね。バイト頑張って。」
「おぅ。付き合わせて悪かったな。」
車を見送り家に入る。
ハタから見たら、普通のカップルに見えるだろう。
私も、たまに錯覚する事があった。
でも、違う。
数日後。バイト帰りに、梶原が声を掛ける。
「奈緒ちゃん。明後日、休みでしょ?」
「はい。」
「映画いこ?俺、昼で学校終わるから。」
「行きます☆」
「んじゃあ、1時に有楽町の映画館の前でいい?」
「はい。」
初デートの約束をした。
約束の時間より10分程早く映画館に着く。
そこには梶原がすでに立っていた。
「早いね。」
「梶原さんこそ。」
「昼は?食べた?」
「まだです。」
「じゃ、なんか食べよ。何がいい?」
「う〜〜ん…パスタ!」
「よし。いいとこあるよ。行こっ。」
梶原は奈緒の手を引く。
新鮮な気持ちになった。
ドキドキが心地よくて、手を握り返す。
「そうだ。奈緒ちゃん、俺に敬語はやめてね。」
「…うん。なんて呼べばいい?」
「なんでもどうぞ。んじゃあ、俺は奈緒って呼んでいい?」
「うん。じゃあ…健くん、て呼ぶ。」
初々しい…。
感想
- 6994: 哲と奈緒のささいな気遣いがお互いへの愛を感じてしまうのは私だけでしょうか…。早く続きを読みたいです! [2011-01-16]
- 7024: 私も二人の愛を感じます!続き早く読みたいです! [2011-01-16]
- 7274: カトリです☆感想ありがとうございます。 [2011-01-16]