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心の奥…3

[239]  ナナ  2007-05-03投稿

「その噂本当か俺聞いてきてやる」修一がいった。

なんでこんなやさしい修一がそばに居てくれるのに…

私は…。

涙が溢れた。


でも心は嘘つけない。


秀和の転校の話しは本当だった。

親の仕事の都合で大阪に行くらしい。

ここは福岡 遠い…。


このまま何も伝えないで終わってしまうのか??

悩みに悩んだ。

でもそれでも告白する勇気はなかった。

どこまで結果をおそれているのか、自分でも情けないそんな私…嫌い。


秀和が最後の日もただただ見ているだけで…
一日終わった。

私の恋が終わった。


心の奥にしまったまま。


それから何ヶ月たったかな?、秀和と仲が良かった大君と同じクラスになった。中3。

中2の終わりに 修一にも彼女ができ、なんか少し寂しい。
中3になってまた彼女が変わっていた

もうクラスも別だし話しもしなくなった。


ある時大君が秀和から電話があったと話てくれた。

私の好きな人が秀和とも知らずに…

「元気にしてたぁ?」

「うん元気だったよ」
そういえば、今だから言えるけど、
秀和 ナナの事好きやったんよ!と話してくれた。
マジで!!!

その時は素直に言えたんだよね。

私も大好きだったんだぁ〜って…。

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