×掃除?
「王子〜今日日直だから〜。」
担任の声に俺は机から顔をあげコクンと首だけでうなずく。
そして考えた。俺はいつからどこの国の王子になったんだろう…?
帰りのHRを終えて日直日誌を書いていると、同じクラスで仲が良い斉藤がきた。
「直哉〜、まだかけねーのー?」
「まだ。」
「早くしろょー。」
「おぅ。…あのさ俺はいつから王子になったんだ?」
さっきからの疑問をぶつけると俺の親友は口を半開きにして信じられないという顔をした。
「お前覚えてねーの!?あんだけ言われて!?!?」
「…なんかあったっけ?」
「柳橋だろ!柳橋優理!!!」
「あぁ。柳橋が?」
嘘だろ?と呟いて斉藤は机に突っ伏した。
柳橋優理…うちのクラスの女子で、多少変わってる。
浮いてるとかでなく、むしろムードメーカーとして可愛がられてる。
「入学したばっかの数学の時間覚えてる??」
「…待って微妙に覚えてるかも。」
・・・・・・・・4月25日高校初の数学の授業…
「直哉ーつまんねー。ゲームしねぇ?」
その時、俺もつまんなくてついバカの誘いに乗ってしまったんだ。
「直哉って声小さいよね。」
斉藤の目はまるで新しいおもちゃを見つけた子供のように輝いていた。
「だからさ、直哉の小さい声で何回呼んだら起きるかな?これ。」
嬉しそうな斉藤の目線には爆睡中の柳橋がいた。
「…いや、確かに小さいけどいくらなんでも呼べば起きるだろ。」
「そぅかな?」
「しかも柳橋さん?俺一回も話したことねーし。」
「大丈夫だって!柳橋は女であって女じゃねーし。」
なにを根拠に大丈夫と言うんだ。
女じゃねーとか失礼にもほどがあるだろ。
「直哉早くやってょー。」
「はぁ…あのー柳橋さん?柳橋さーん。柳橋優理??ゆーりー?やぁなぁぎぃばぁしぃ!」
起きねえ…。
嘘だろ?そんな声小っせーか??
隣りでは斉藤がおかしくて仕方ないというように笑っていた。
「柳橋さん!!柳橋さん!!!」
「!はい!!」
返事をした彼女は先生だと思ってたのか、俺らをみて不満気に「…なに?」と言った。
ゲームの趣旨を説明すると彼女は一言
「高木直哉くんだっけ?君さ、腹から声出せよ。」
とアドバイスをくれてまた寝たのだ。
これが俺と柳橋との最初の出会いだった。
担任の声に俺は机から顔をあげコクンと首だけでうなずく。
そして考えた。俺はいつからどこの国の王子になったんだろう…?
帰りのHRを終えて日直日誌を書いていると、同じクラスで仲が良い斉藤がきた。
「直哉〜、まだかけねーのー?」
「まだ。」
「早くしろょー。」
「おぅ。…あのさ俺はいつから王子になったんだ?」
さっきからの疑問をぶつけると俺の親友は口を半開きにして信じられないという顔をした。
「お前覚えてねーの!?あんだけ言われて!?!?」
「…なんかあったっけ?」
「柳橋だろ!柳橋優理!!!」
「あぁ。柳橋が?」
嘘だろ?と呟いて斉藤は机に突っ伏した。
柳橋優理…うちのクラスの女子で、多少変わってる。
浮いてるとかでなく、むしろムードメーカーとして可愛がられてる。
「入学したばっかの数学の時間覚えてる??」
「…待って微妙に覚えてるかも。」
・・・・・・・・4月25日高校初の数学の授業…
「直哉ーつまんねー。ゲームしねぇ?」
その時、俺もつまんなくてついバカの誘いに乗ってしまったんだ。
「直哉って声小さいよね。」
斉藤の目はまるで新しいおもちゃを見つけた子供のように輝いていた。
「だからさ、直哉の小さい声で何回呼んだら起きるかな?これ。」
嬉しそうな斉藤の目線には爆睡中の柳橋がいた。
「…いや、確かに小さいけどいくらなんでも呼べば起きるだろ。」
「そぅかな?」
「しかも柳橋さん?俺一回も話したことねーし。」
「大丈夫だって!柳橋は女であって女じゃねーし。」
なにを根拠に大丈夫と言うんだ。
女じゃねーとか失礼にもほどがあるだろ。
「直哉早くやってょー。」
「はぁ…あのー柳橋さん?柳橋さーん。柳橋優理??ゆーりー?やぁなぁぎぃばぁしぃ!」
起きねえ…。
嘘だろ?そんな声小っせーか??
隣りでは斉藤がおかしくて仕方ないというように笑っていた。
「柳橋さん!!柳橋さん!!!」
「!はい!!」
返事をした彼女は先生だと思ってたのか、俺らをみて不満気に「…なに?」と言った。
ゲームの趣旨を説明すると彼女は一言
「高木直哉くんだっけ?君さ、腹から声出せよ。」
とアドバイスをくれてまた寝たのだ。
これが俺と柳橋との最初の出会いだった。
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