雑務部6
「宮岸ほのかか〜、おい山ノ井幸四郎、付き合ってんだろ?もっぱらの噂だぜ?」
科研部長は探るように訊いた。
「別に付き合ってないよ〜。じゃあ調べてくれてありがとね」
「礼なんかいらねぇよ、駄賃ももらったしな」
この科研部長と幸四郎は高校からの友人だった。それでも幸四郎の依頼には金を取るしたたかさももっており、幸四郎とは変人同士気が合った。
校内に戻るとほのかがエントランスのテーブルで頭を突っ伏して寝ているのが目に入った。
「宮岸くん!こんなとこで寝ない」
幸四郎はほのかを起こした。
寝ぼけてほのかは返事をした。
「山ノ井くぅん好き〜」
「スキーって言っても、今は出来ないでしょう〜春だし」
ほのかは寝ぼけたまま幸四郎に連れられ学長室に行った。
「おーおー珍しいねぇ君が一日二回も来るなんて」
「どうも、ところで学長。以前話した盗撮の件ですが尻尾が掴めました」
「え!?やっぱり本当にいたのかい!?イヤだなぁ〜早く見つけて警察に突き出して」
「では今回の雑務はそれでいいですか」
「山ノ井幸四郎くん、宮岸ほのかくん、任せたよ!」
盗撮犯発見の雑務が学長から言い渡された。
科研部長は探るように訊いた。
「別に付き合ってないよ〜。じゃあ調べてくれてありがとね」
「礼なんかいらねぇよ、駄賃ももらったしな」
この科研部長と幸四郎は高校からの友人だった。それでも幸四郎の依頼には金を取るしたたかさももっており、幸四郎とは変人同士気が合った。
校内に戻るとほのかがエントランスのテーブルで頭を突っ伏して寝ているのが目に入った。
「宮岸くん!こんなとこで寝ない」
幸四郎はほのかを起こした。
寝ぼけてほのかは返事をした。
「山ノ井くぅん好き〜」
「スキーって言っても、今は出来ないでしょう〜春だし」
ほのかは寝ぼけたまま幸四郎に連れられ学長室に行った。
「おーおー珍しいねぇ君が一日二回も来るなんて」
「どうも、ところで学長。以前話した盗撮の件ですが尻尾が掴めました」
「え!?やっぱり本当にいたのかい!?イヤだなぁ〜早く見つけて警察に突き出して」
「では今回の雑務はそれでいいですか」
「山ノ井幸四郎くん、宮岸ほのかくん、任せたよ!」
盗撮犯発見の雑務が学長から言い渡された。
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