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それでも負けない?

[123]  未来  2007-05-06投稿
祖父母は何十年と続く家業の会社を経営していた。意地悪ではあるが働き者ではあった祖母は朝の五時には自宅一階の工場で仕事を始めている

しかし東北の冬の寒さは半端ではない!!
毎日のように私が寝ている部屋の窓を早朝から全部開けられ
いかにも早く起きて登校前には仕事を少しでも手伝え的な嫌がらせだ!
仕方なく泣く泣く手伝う。しかし女の子として少しオシャレや朝シャンなどが絶対的な年頃の私は何より朝シャンをしないで学校に行くのが許せないという鉄則があった。しかしお風呂場は工場の片隅にある為に祖母が居る場で朝シャンなど出来ない。祖母の中に朝に髪をいちいち洗うなどという事はありえない事なのだ。勿論
水道代が勿体無いというのが一番の理由である!!
そこで私が考えたのは学校の支度をしなくてはならないギリギリ時間を理由に二階に上がり二階にある台所の湯沸かし器で速攻で洗いシャンプーリンスを急いで隠し速攻で髪を乾かす。祖母がいつ上がってくるかヒヤヒヤものだった。
一度見つかった時にはどれだけの嫌みを言われた事か。
どれほど東京の母の元に帰りたいと泣いた事だろう?しかし 弱音を吐くのが嫌いな私の悪い性格である祖母を憎みながらも耐えるしかなかった。

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