雑務部11
「おーい、あと少しだってばー」
ほぼ寝ている幸四郎を引っ張り上げながら、ほのかは自分のアパートの階段をのろのろと上っていた。
「ぅーーん」
幸四郎が呻いた。一応返事をしたのだろう。
ほのかは自分の部屋へつくと、幸四郎をベッドに寝かせた。
「ここなら心地良くねむれるでしょ」
「ぅーーん、ん」
ほのかは返事の意味が理解できなかったが、幸四郎の寝顔を見て、良しとした。
一方、学長室にはマナー部部長と副部長が呼ばれていた。
「ウチの。真部が・・・・・・」
凛は言葉にすら出来なかった。
「自白したよ。しかし、山ノ井くんも一発で彼が犯人だと分かったらしく自信満々に言うからびっくりしたんだがね。本人が言っちゃったし、証拠もあるからね。退学処分でこのことは公表しないことにしたけど」
「良いんですか!?」
「犯人含め我々6人しか知らないわけだから。無駄に事を荒立てるのもよくない」
「・・・・・・本当に、ウチの部員が・・・・・・・・・とんだご無礼をいたしました」
正は学長に頭を深々と下げた。
ほぼ寝ている幸四郎を引っ張り上げながら、ほのかは自分のアパートの階段をのろのろと上っていた。
「ぅーーん」
幸四郎が呻いた。一応返事をしたのだろう。
ほのかは自分の部屋へつくと、幸四郎をベッドに寝かせた。
「ここなら心地良くねむれるでしょ」
「ぅーーん、ん」
ほのかは返事の意味が理解できなかったが、幸四郎の寝顔を見て、良しとした。
一方、学長室にはマナー部部長と副部長が呼ばれていた。
「ウチの。真部が・・・・・・」
凛は言葉にすら出来なかった。
「自白したよ。しかし、山ノ井くんも一発で彼が犯人だと分かったらしく自信満々に言うからびっくりしたんだがね。本人が言っちゃったし、証拠もあるからね。退学処分でこのことは公表しないことにしたけど」
「良いんですか!?」
「犯人含め我々6人しか知らないわけだから。無駄に事を荒立てるのもよくない」
「・・・・・・本当に、ウチの部員が・・・・・・・・・とんだご無礼をいたしました」
正は学長に頭を深々と下げた。
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