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雑務部12

[145]  2007-05-06投稿
「学長はこの件をもみ消した。ということですか」

凛がエントランスで正に尋ねた。

「もちろん良くないが・・・俺達だけで終わらせた方が良い気もする」

そして凛が口を開いた。

「山ノ井幸四郎に会いましょう」


「ねーむれー、ねーむれー、はーはぁのーうーでーにぃ」

ほのかは幸四郎の背をポンポン叩きながら子守歌を歌っていた。

「み・・・宮岸くん・・・」

幸四郎の寝言を言い始めたので、ほのかは耳を傾けた。

「宮岸くん・・・・・・・・・うるさい」

「あ、ごめん」

しかしほのかはしつこく幸四郎の寝顔を見続けた。
幸四郎は嫌がったのか寝返りを打って反対を向いた。

「ちぇっ、だって子守歌が嫌いって言うから」

ほのかはいじけたが、拍子に携帯電話が光っているのに気づいた。二つ並べておいていた幸四郎の方だ。

「タダシー・・・ああ、マナー部部長の岡野さんか」

ほのかは勝手に電話に出た。

「もしもし、山ノ井です」

「そ、その声は、宮岸さん!」
「はい、そうですけど」

ふたりきりの時間を邪魔され、ほのかは少し苛ついていた。

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