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砲撃戦闘メカ シェパード 十一

[296]  コウ  2007-05-06投稿
「あの、ここ空いてますか?」
護は振り向くと答える
「空いてますよ。どうぞ。」
制服少女は護の隣に座る。すると制服少女聞く
「貴方の名前は何?」
「名前ですか?南雲護です。君は?」
「あたしですか?辻亜莉菜です。」
すると、新幹線が急停車した。護は前の座席に頭をぶつけた。
「動クナ!手ヲ、挙ゲロ!」
前からアメリカ連邦軍の軍服を着た人たち十人が拳銃を構えて現れた。
「アメリカ連邦軍!何故ここに!」
護は一人呟いた。無線機をポケットから出そうとしたとき
「あっ!」
無線機を落としてしまった。アメリカ連邦兵はそれに気付き、護の所へ来た。そして、アメリカ連邦兵は、護が落とした無線機を拾った。
「オマエ、何者ダ?」
護は黙る。二人目のアメリカ連邦兵は護に銃を突き付ける。
「オマエ、何者ダ?」
護はまた黙る。二人目のアメリカ連邦兵は銃の引金を引こうとしたとき二人目のアメリカ連邦兵は悲鳴をあげた。
護はなんだと思ったら、亜莉菜が二人目のアメリカ連邦兵の股間めがけて蹴っていた。護は無線機を拾い、二人目のアメリカ連邦兵から拳銃を奪った。護は奪った拳銃で、アメリカ連邦兵二人のアキレス腱を撃った。
「亜莉菜ちゃん、逃げるぞ!」
「えっ?」
護は亜莉菜の手を掴み、新幹線の窓から外へ出た。残り八人のアメリカ連邦兵は護達を追う。護は無線機を使った
「こちら南雲護曹長!現在八人のアメリカ連邦兵に追われています!」
『何!?わかった、兵器運送中の車を向かわせる!北にある公園に行け。』
「ねぇ、貴方一体誰?奴らは何者?」
亜莉菜は聞いた
「部外者には言えないよ。」
護達は国道に出た。
「よしっ!後は…いたっ!」
弾丸が護の左腕をかすった。後ろにはアメリカ連邦兵がいた。護は拳銃を撃つ。アメリカ連邦兵は負傷した。暫く歩くと公園に着いた。護は無線機を取り出す。
「目標地点へ着きました。車はまだですか。艦長。」
『まだらしい。暫く待て。』
護は無線機をポケットに直した。亜莉菜は腕時計を見ると
「護様、守って下さってありがとうございます!あたしは用事があるので、失礼します!」
亜莉菜は走っていってしまった。
「護様…ですか。嫌ではないけど好きでもない呼ばれ方だ。」
すると、大型トラックが現れた。それには、夕七と輝が乗っていた。
「護君!早く!今から緊急集会があるそうだよ!」

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