海と風のポエム〜1stビジョン〜
綺麗な海辺で私は立っていた。波が、穏やかに私の足を濡らして、元の場所に還っていく。風は私に囁いた。
「おかえり」
「寛子、どうしたの?急に、ぼーっとしちゃってさ〜」
友達の声で私は我にかえった。
「ううん、なんでもない。ありがと」
私の名前は、朝香寛子。あることを除けば、普通の大学生。成績は、中の上。スタイルはまあまあ。彼氏はいない。友達にも恵まれている。ここまでは、普通なんだけど、私は、たまにビジョンを見ることがある。それは突然、私の目の前に映し出される。たいていは、静かな場所だけど、たまに、大混乱の場所が映し出される。
中学生のころから、ビジョンが見えるようになった。最初に見たころは、物凄くびっくりした。
見た場所は図書館で、受験勉強をしていたころだったと思う。最初のビジョンは、森の風景だったと思う。静かな森で、自分の息遣いさえ聞こえてくるような感じがあった。鳥が鳴いていて、風が、少し吹いていた。風の音も、鳥の鳴き声も、共に小さかった。10秒ぐらいでビジョンは消えて、視界は、もとの図書館に戻っていた。
ビジョンが見えることは誰にもいってない。理解してもらえないと思ったからだ。
意味があるのかは、解らない。続
「おかえり」
「寛子、どうしたの?急に、ぼーっとしちゃってさ〜」
友達の声で私は我にかえった。
「ううん、なんでもない。ありがと」
私の名前は、朝香寛子。あることを除けば、普通の大学生。成績は、中の上。スタイルはまあまあ。彼氏はいない。友達にも恵まれている。ここまでは、普通なんだけど、私は、たまにビジョンを見ることがある。それは突然、私の目の前に映し出される。たいていは、静かな場所だけど、たまに、大混乱の場所が映し出される。
中学生のころから、ビジョンが見えるようになった。最初に見たころは、物凄くびっくりした。
見た場所は図書館で、受験勉強をしていたころだったと思う。最初のビジョンは、森の風景だったと思う。静かな森で、自分の息遣いさえ聞こえてくるような感じがあった。鳥が鳴いていて、風が、少し吹いていた。風の音も、鳥の鳴き声も、共に小さかった。10秒ぐらいでビジョンは消えて、視界は、もとの図書館に戻っていた。
ビジョンが見えることは誰にもいってない。理解してもらえないと思ったからだ。
意味があるのかは、解らない。続
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