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みらい6

[177]  トコ  2007-05-08投稿
時計を見ると23時を回っていた。

亮二からの連絡はまだない。

どーしたんだろ…

ミキは不安になっていた。今までこれ程連絡がなかった事がないから。

事故にでも巻き込まれたのではないか。
心配になり、もう一度ピッチに電話をかけた。

プルルルル…

繋がる。
でも、出ない。

もう少し待ってみようと、お風呂へ行った。

どーしたんだろ。
電話、出れない状況なのかな?

お風呂に入りながら考えた。

頭にタオルを巻き、部屋へ戻ったが、亮二からの着信はなかった。

次の日学校だし、寝よう。そう思って1時過ぎ頃眠りについた。

次の日。

「ミキー!おはよー!」
学校までの間、歩いていると後ろから仁美が声をかけてきた。

「おはよー。
あっ、そう言えば…」

昨日亮二は仁美の彼と遊んでいたはずだ。

亮二が言ってたのを思い出した。

学校までの短い距離を歩きながら、仁美に聞いた。
「そう言えばさ、昨日トシ君ってどこにいたか分かる?」
ミキは仁美に聞いた。

すると

「昨日トシとは一緒にいたよー。今日はお泊り♪仲直りしたんだー」

えっ?
昨日亮二はトシ君とかと会うって言ってた。

一緒じゃなかったのかな?
胸がキューっとなるような、なんか変な感じがした。
不安になった。

『いい噂がない』その言葉をまた、思い出した。

亮二、嘘ついてたの?
でもなんで?
昨日、なんで電話出れなかったの?

いてもたってもいられない気持ちになった。

仁美が
「ミキ?どうした?なんかあった?」

ミキは慌てて返事をした。
「なんでもない。それより仁美、よかったね!トシ君と仲直り出来て。」

仁美が言うに、トシ君の浮気疑惑は誤解だったらしい。
仁美は嬉しそうに話していた。

キーンコーンカーンコーン…

「やばーい、遅刻だー!」

そう言って、仁美と走った。

一限目が終わったらもう一度、電話をしてみよう。

ミキはそう決めて、教室に入った。

ブー…ブー…

授業中、ミキのピッチがなった。
亮二からだ!

なんか、怖い。聞くのが、確認するのが怖い。

先生にトイレに行くと告げ、教室を出た。

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