September
いつも通りの平日の朝、外は曇り。
雨じゃなきゃいいやと私は思う。テレビでは、お天気お姉さんが親切にも「曇り後雨で夕方から強く降るでしょう」と教えてくれた。余計なお世話だ。私、傘ないんだけど??と、また愚痴をこぼす私。 仕事行きたくない…そもそもこんな気分になったのは他でもない、新人山本と一緒にやることになったプレゼンのせいだ。部長もホントやってくれるよ…。朝から溜め息ばかりの私はダラダラと支度をすませた。いつもなら鏡に向かって笑顔で家を出れるのに…わ、笑えない…。“頑張れ私”と家を出る。
出社するなり部長が「プレゼンうまく進めてくれよ、期待してるからな!!」と。じゃーなぜこの人選??と私は部長に問いたい。
「美咲、よろしくなッ!」と金子君が声をかけてくれた。金子君は同期で仕事ができて女性社員からはモテるし、後輩からも慕われている。こと仕事に関して私は敵わないなぁと思う。このプレゼン、彼がいることが唯一の救いだ。今日あたりから動き始めようと思うんだが…と言う金子君に私も賛成した。私は金子君に、なぜ新人の山本を抜擢したのか試しに聞いてみた。「あー、早いうちに経験を積ませるとかじゃない??にしてもちょっと早い気がするけどな。でもまぁ、美咲がいるし、余裕でしょ」
え!?え!?何!?金子君にそう言われるとちょっと嬉しいんですけどッ!!
すると山本がこちらに来て「美咲先輩、金子先輩、よろしくおねがいします」と緊張の面持ちで言ってきた。「よろしくね」と私はやっと笑顔をつくれた。
うんッ!!なんかやれそうな気がしてきた!!
雨じゃなきゃいいやと私は思う。テレビでは、お天気お姉さんが親切にも「曇り後雨で夕方から強く降るでしょう」と教えてくれた。余計なお世話だ。私、傘ないんだけど??と、また愚痴をこぼす私。 仕事行きたくない…そもそもこんな気分になったのは他でもない、新人山本と一緒にやることになったプレゼンのせいだ。部長もホントやってくれるよ…。朝から溜め息ばかりの私はダラダラと支度をすませた。いつもなら鏡に向かって笑顔で家を出れるのに…わ、笑えない…。“頑張れ私”と家を出る。
出社するなり部長が「プレゼンうまく進めてくれよ、期待してるからな!!」と。じゃーなぜこの人選??と私は部長に問いたい。
「美咲、よろしくなッ!」と金子君が声をかけてくれた。金子君は同期で仕事ができて女性社員からはモテるし、後輩からも慕われている。こと仕事に関して私は敵わないなぁと思う。このプレゼン、彼がいることが唯一の救いだ。今日あたりから動き始めようと思うんだが…と言う金子君に私も賛成した。私は金子君に、なぜ新人の山本を抜擢したのか試しに聞いてみた。「あー、早いうちに経験を積ませるとかじゃない??にしてもちょっと早い気がするけどな。でもまぁ、美咲がいるし、余裕でしょ」
え!?え!?何!?金子君にそう言われるとちょっと嬉しいんですけどッ!!
すると山本がこちらに来て「美咲先輩、金子先輩、よろしくおねがいします」と緊張の面持ちで言ってきた。「よろしくね」と私はやっと笑顔をつくれた。
うんッ!!なんかやれそうな気がしてきた!!
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