もう恋はしない?
「何か用?」
額に汗をかきながら問い掛ける。
「実は、ヘッドフォンが木の枝に引っ掛かっちゃって…」
…おいおい、また木登りかい。
「水城ちゃんなら、背高いし、運動してるからとれるんじゃないかな〜って」
「男子に頼めば良かったのに…」
私は少しうなだれた。
それがさぁ〜、と水嶋君が口を尖らせて言う。
「皆、めんどくせ〜とか、男なんだから自分でとれ、とか言うんだよね」
…全くだ。
水嶋君は確かにちょっと小柄な方。
(でも木登りするんだからとれるんじゃ??)
少し疑問に思いながらも、こっちこっち、と案内する水嶋君について行く。
「あれ」
子供みたいに指差す水嶋君。指の先には確かにヘッドフォンを着用した木が立っていた。
私は思いっきり跳んで見せる。
タンッ!!
太陽が眩しい。雲が掴めそう。
そう感じた時にはもう、地面に着地していた。もちろん、手にはヘッドフォンを掴んで。
「おおおおお!!すっげぇ☆」
水嶋君は子供みたいに目をキラつかせ、すっげぇを何度も連発している。
ぷっ☆
「あははっ!」
とにかく水嶋君の表情とか、反応が可笑しくて(ツボってヤツかな)笑ってしまう。
暫く笑っていると視線に気付いた。
額に汗をかきながら問い掛ける。
「実は、ヘッドフォンが木の枝に引っ掛かっちゃって…」
…おいおい、また木登りかい。
「水城ちゃんなら、背高いし、運動してるからとれるんじゃないかな〜って」
「男子に頼めば良かったのに…」
私は少しうなだれた。
それがさぁ〜、と水嶋君が口を尖らせて言う。
「皆、めんどくせ〜とか、男なんだから自分でとれ、とか言うんだよね」
…全くだ。
水嶋君は確かにちょっと小柄な方。
(でも木登りするんだからとれるんじゃ??)
少し疑問に思いながらも、こっちこっち、と案内する水嶋君について行く。
「あれ」
子供みたいに指差す水嶋君。指の先には確かにヘッドフォンを着用した木が立っていた。
私は思いっきり跳んで見せる。
タンッ!!
太陽が眩しい。雲が掴めそう。
そう感じた時にはもう、地面に着地していた。もちろん、手にはヘッドフォンを掴んで。
「おおおおお!!すっげぇ☆」
水嶋君は子供みたいに目をキラつかせ、すっげぇを何度も連発している。
ぷっ☆
「あははっ!」
とにかく水嶋君の表情とか、反応が可笑しくて(ツボってヤツかな)笑ってしまう。
暫く笑っていると視線に気付いた。
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