携帯小説!(PC版)

貴方のため

[308]  るぅ  2007-05-13投稿
もぅ二度と

見ることはできない笑顔


もぅ二度と

聞くことはできない声


もぅ二度と

触れることはできない肌



なんて儚くて

あっけない



感じたのは喪失感

そしてもぅどうすることもできない

無力な自分



貴方がいたから頑張れた

貴方がいたから強くなれた


失って初めて気づく
貴方の存在が私にとってどれだけ大きかったか



諦めていたはずだった

覚悟していたつもりだった



でも、私はまだダメだったみたい



どこかでずっと


貴方を待ち続けてたみたい



現実を受け止められずに


泣いてばかりでごめんね


こんな私を見たら

貴方はきっと笑いながら


すごく心配するでしょう?


すごく自分を責めるでしょう?



だから、たとえ涙が枯れなくても顔をあげなくちゃ

たとえ震えていても一歩踏み出さなくちゃ



そうして強くなる私を

貴方が見ることはない


この先何十年生きても

貴方に会うことはない



それでも強くなりたいと願うのは


やっぱり貴方のため

私の中にいる貴方が笑顔でいるため


ねぇ、頑張るから

頑張って生きていくから


ずっとそばにいてね
ずっと笑って見守っててね

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