携帯小説!(PC版)

トップページ >> 恋愛 >> いつか来る未来

いつか来る未来

[245]  2007-05-13投稿
昔の恋人を忘れられないあなたは
いつでも彼女の面影を求めていた
少しでも彼女に似た人を見つけては好きになり
相手にされないとまた次を捜し求める

私にはその面影はないという
その言葉で私の失恋は決まった

毎日連絡をくれるのはただの気まぐれだろう
夢を見るのは無駄だ彼女には近づけないし彼に近づきたいけど自分は自分だからこの距離を縮めることは叶わぬ夢だ

でも私と友達でいることや連絡を取ることであなたが少しでも癒されて寂しさを忘れられるなら
力になってあげたかった

悲しくないわけではない
自分の立場を虚しく感じていても
あなたを支えることだけが私の役割だと確信していた

この関係が空っぽになってしまわないように
あなたが離れないように
それだけで必死だった

だってあなたからの連絡は私の癒しでもあり恋だったから

彼女に近づきたいなんて思わない
近づきたくはない
ありのままの私で生きたい
ありのままの私で勝負したい
あなたへ届かなくても自分を変えないことで後悔はしない

好きだよなんてあなたにとって無意味な言葉は口にはしないけど
ずっと想い続ける

あなたに満足のいく相手が見つかるまで
もう少しの間
癒されていたい

そして幸せを見つけたら
私に構わず突き放してくれて構わないから

感想

感想はありません。

「 F 」の携帯小説

恋愛の新着携帯小説

新着小説作品

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス