恋人未満8
「奈緒、今日は朝まで一緒にいたい。」
健吾はそう言うと、奈緒の肩を抱き寄せた。
付き合い始めて一ヶ月。
キスもたくさんした。
お互いの事もだいぶ解ってきた。
「うん。」
奈緒は健吾にキスをした。
2人、手をつなぎ、ラブホテルに入る。
先にシャワーを浴びた奈緒がバスルームから出てきた。
「俺も浴びて来る。」
「うん。」
正直、奈緒は、乗り気ではなかった。
あれからも、ずっと哲也の事ばかり考えていた。
哲、どうしているかな…。
元気かな…
少しは、私がいなくて寂しいと思ってくれてるかな。
あの日、哲の私に対する気持ちが、少し解った気がした。
私のいった言葉に対して、怒っていたという事は、哲も、全く体だけを求めていたわけでは、なかったのではないか。
でも、哲は、それを言葉にしなかった。
多分、私と同じ考え…
2人の関係が壊れるのを恐れてた?
でも、結果、今も壊れたよ…
哲……
どうせ壊れるなら、一時でも、私は哲の恋人になりたかった。
でも、それはもう叶わない願い…
健吾に抱かれる事で、哲への想いはかき消せるって思っていた。
なのに……
何度、セックスしても、健吾の愛を感じても、私は満たされない。
私、どうすればいいの?
12月
健吾が、一人暮らしを始めた。
奈緒は、週に何度か泊まりに行くようになっていた。
「健くん。コンビニ行こっ。お茶買いに。」
2人は歩いて、コンビニへ向かう。
「いらっしゃいませ。」
そこにいた、店員は哲也だった。
「…て…つ…」
哲也も奈緒に気がつく。
「よっ。哲也!このこ、俺の彼女の奈緒。」
えっ…??
「こっちは、大学のサークルの後輩の哲也。…あれ??知り合い?」
「…う…ん…」
奈緒は動揺を隠せない。
哲也が口を開いた。
「高校ん時のクラスメイト。久しぶり。奈緒。」
健吾はそう言うと、奈緒の肩を抱き寄せた。
付き合い始めて一ヶ月。
キスもたくさんした。
お互いの事もだいぶ解ってきた。
「うん。」
奈緒は健吾にキスをした。
2人、手をつなぎ、ラブホテルに入る。
先にシャワーを浴びた奈緒がバスルームから出てきた。
「俺も浴びて来る。」
「うん。」
正直、奈緒は、乗り気ではなかった。
あれからも、ずっと哲也の事ばかり考えていた。
哲、どうしているかな…。
元気かな…
少しは、私がいなくて寂しいと思ってくれてるかな。
あの日、哲の私に対する気持ちが、少し解った気がした。
私のいった言葉に対して、怒っていたという事は、哲も、全く体だけを求めていたわけでは、なかったのではないか。
でも、哲は、それを言葉にしなかった。
多分、私と同じ考え…
2人の関係が壊れるのを恐れてた?
でも、結果、今も壊れたよ…
哲……
どうせ壊れるなら、一時でも、私は哲の恋人になりたかった。
でも、それはもう叶わない願い…
健吾に抱かれる事で、哲への想いはかき消せるって思っていた。
なのに……
何度、セックスしても、健吾の愛を感じても、私は満たされない。
私、どうすればいいの?
12月
健吾が、一人暮らしを始めた。
奈緒は、週に何度か泊まりに行くようになっていた。
「健くん。コンビニ行こっ。お茶買いに。」
2人は歩いて、コンビニへ向かう。
「いらっしゃいませ。」
そこにいた、店員は哲也だった。
「…て…つ…」
哲也も奈緒に気がつく。
「よっ。哲也!このこ、俺の彼女の奈緒。」
えっ…??
「こっちは、大学のサークルの後輩の哲也。…あれ??知り合い?」
「…う…ん…」
奈緒は動揺を隠せない。
哲也が口を開いた。
「高校ん時のクラスメイト。久しぶり。奈緒。」
感想
- 7208: 続き〜!!! [2011-01-16]