はこもの再び
深夜。
車がほとんど走らなくなった大通りを、ナトリウムランプが照らす。
そのオレンジ色の光は、僕を少し寂しい気持ちにさせるのと同時に、何となく幸せにする。
幸せって寂しさの中にあるのかもしれない。
それとも逆?
今、誰かは誰かと幸せな時を過ごしていて、全く関係のない他の誰かは、どこかで寂しい思いをしている。
1台の車が、物凄い勢いで僕のわきを走り去る。
オレンジ色が少しだけ揺れる。
僕はどこに向かっているのだろう。
少し歩いてから、振り返ってみる。そこには僕が歩いて来たあとなんて全然ない。
車がほとんど走らなくなった大通りを、ナトリウムランプが照らす。
そのオレンジ色の光は、僕を少し寂しい気持ちにさせるのと同時に、何となく幸せにする。
幸せって寂しさの中にあるのかもしれない。
それとも逆?
今、誰かは誰かと幸せな時を過ごしていて、全く関係のない他の誰かは、どこかで寂しい思いをしている。
1台の車が、物凄い勢いで僕のわきを走り去る。
オレンジ色が少しだけ揺れる。
僕はどこに向かっているのだろう。
少し歩いてから、振り返ってみる。そこには僕が歩いて来たあとなんて全然ない。
感想
- 7132: はこものさんお久しぶりです! はこものさんの作品を読むと、いつも何気ない日常の中でもいろいろ気付かせてもらうことたくさんあります。ありがとうございます(*´∀`*) [2011-01-16]
- 7139: いつも感想ありがとうございます:はこもの [2011-01-16]