携帯小説!(PC版)

dream?

[513]  闇丸  2006-02-20投稿
西暦2367年。科学は進歩し、町にはロボットが歩き回るほどだった。僕の名前はディオ。ディオス・バルラント.D−32号機…自立型ロボット、簡単に言うとAIだ。僕を作ってくれたのは「闇丸 銀蔵」…性格は悪くて、やる気が無くって、自己中心的…だけど自分の夢には真っ直ぐな、僕の大事なたった一人の博士だ。
「ふぅ…味付けはこんな感じかな?」
僕はコンロのスイッチを切り、火を止めた、さてと博士を呼ばなきゃ
「博士ー!!ご飯出来ましたよー!!」
台所の外の廊下から足音が聞こえてくる
「ういーす…はぁ…やっと出来たか」
疲れた顔して頭をポリポリかきながら博士が台所に入って来て、テーブルのイスに腰掛けた
「研究室の掃除はもう終わりましたか?」
「ん?…あぁ、それなら終わった。んな事いいからさっさとメシよこせー。俺は腹減ったぞー」
テーブルにあごを乗せて、腕をブラーンっとたらして、ふてくされながら言ってる博士…何時になっても大人に成ら無いんだからなぁ。僕はそんな博士を見ながら、僕が作った料理をお皿に盛りつけて、博士の所に持っていく
「はいはい。どうぞ熱いですからね、気をつけて下さいね?」
博士がそれを聞くと僕をにらんで
「アホ!ガキ扱いすんな…俺はこれでも29だぞ」
僕は少し笑いながら
「僕から見れば博士はまだまだ子供ですよ」
そしたら更に博士がにらんで
「…ばらかすぞ手前ぇ…」
おっと…これ以上博士をからかうと僕が危ないですね。僕は素早く話題を逸らそうとして
「ほら博士、早く食べないと冷めますよ?」
僕が博士にそう言うと、ピクッと博士の体が反応して
「………ケッ」
博士は黙って僕の料理を食べ始めた。そう…博士は冷めたご飯を食べるのが嫌いなんだ。
「ははは、あんまり早く食べないで下さいね?喉に詰まりますよ」
「がふむぐぅ…ング…うるせぇ、人のことからかう暇が有ったら、そこの醤油取ってくれや」
「はいはい…」
僕と博士の会話はいつもこんな感じだ。

感想

感想はありません。

「 闇丸 」の携帯小説

SFの新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス