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後ろに注意(和喜の場合)4

[166]  星空の海  2007-05-17投稿
幾分か睨みを緩め、七輝に向かって文句を言い始める。
「用が無いんだったらわざわざ大声出すな。周りにとっても迷惑だ。」
「あー・・・ごめん。だけどね、基本が大きいから自然と大声になっちゃうんだよね。」
七輝はこめかみを人指し指でかき、苦笑しながら答える。
「にしても、さっきのは意識しての大声だったろ。」
龍飛は睨みをまた強め、七輝の瞳を見つめる。
「・・・そう、だね。」
龍飛の睨みを思わず背けながら弱々しく答えた。
再び沈黙。
そのまま七輝は龍飛の向いの席に座った。
同時に和喜の15回目の溜め息をついた。きずいた七輝がどうしたの?と龍飛に聞く。
「今夜、紫堂が泊まりに来るんだそうだ。」
「へー・・・!?じゃあ同きん!?」
途端に和喜と龍飛が噴いた。
「お前な!」
「七ちゃん!」
「・・・違うの?」
「違う!」
異口同音に吠えた。
「ふーん。じゃあさっ龍飛?」
「ん?」
今度は何を言い出すのかと身構える。
「私、今日泊まりに行くね?」
「来んな!」
龍飛、二度目の怒鳴り。
「お安くしますよ?」
軽く胸元を開く。それを見た龍飛はこの上ないくらい赤面し、絶句した。和喜はその間、笑いを堪えていた。

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