君色王子?
第一章 出逢い
「じゃ〜ん!!新路くんだよっ!!!」
あやなの隣に立っているそいつ、新路はまるでどこかの王子様のような顔立ちだった。え…うそ。何この人、同じ人間?ってなくらい美しい。ヤバい。好きになりそ―…。
「那奈っ!鼻!!!」え…?あやなの焦ったような声が聞こえて我に返った。
「菜の花?」
「違うっ!那奈の鼻!!!!」
鼻に手を当てた。
は…鼻血…?どうやら王子の顔に見とれすぎて鼻血が出てしまったようだ。
「ぎゃーっ!!!!」「ティッシュ?!!」すると新路は騒いでいる私を見てこう言い放った。
「きもっ。」
そう言い残して廊下へ出ていってしまった。今…今なんつった?あんにゃろー乙女になんつった?!!さっきと違う感情が走った。怒り。怒りでいっぱいになった那奈は新路のもとへと駆け出した。
「待ちなさいよっ!」那奈は新路の腕をつかんだ。新路は嫌そうな顔をおもいっきりしている。
「なんだよ。」
うっ…。やっぱり間近で見ると更にかっこいい…。ときめいてる場合じゃないのにっ!!「あんたねぇ!」
言葉がつまる。さっきからドキドキしてる。どうしちゃったの、私。黙りこくっていると「さっき…」
新路が口を開いた。
「さっききもいとか言って悪かったな。だからそんなに落ち込むなよ」
新路は私が落ち込んでいるように見えたらしい。案外、素直。キュンとした。
「じゃぁな」
そう言って新路は自分の教室へと戻って行った。あー、ヤバい!!好きになっちゃったかもっ!!!!
これが私の恋の始まりだった。
「じゃ〜ん!!新路くんだよっ!!!」
あやなの隣に立っているそいつ、新路はまるでどこかの王子様のような顔立ちだった。え…うそ。何この人、同じ人間?ってなくらい美しい。ヤバい。好きになりそ―…。
「那奈っ!鼻!!!」え…?あやなの焦ったような声が聞こえて我に返った。
「菜の花?」
「違うっ!那奈の鼻!!!!」
鼻に手を当てた。
は…鼻血…?どうやら王子の顔に見とれすぎて鼻血が出てしまったようだ。
「ぎゃーっ!!!!」「ティッシュ?!!」すると新路は騒いでいる私を見てこう言い放った。
「きもっ。」
そう言い残して廊下へ出ていってしまった。今…今なんつった?あんにゃろー乙女になんつった?!!さっきと違う感情が走った。怒り。怒りでいっぱいになった那奈は新路のもとへと駆け出した。
「待ちなさいよっ!」那奈は新路の腕をつかんだ。新路は嫌そうな顔をおもいっきりしている。
「なんだよ。」
うっ…。やっぱり間近で見ると更にかっこいい…。ときめいてる場合じゃないのにっ!!「あんたねぇ!」
言葉がつまる。さっきからドキドキしてる。どうしちゃったの、私。黙りこくっていると「さっき…」
新路が口を開いた。
「さっききもいとか言って悪かったな。だからそんなに落ち込むなよ」
新路は私が落ち込んでいるように見えたらしい。案外、素直。キュンとした。
「じゃぁな」
そう言って新路は自分の教室へと戻って行った。あー、ヤバい!!好きになっちゃったかもっ!!!!
これが私の恋の始まりだった。
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